ひょんなことからゲイバーを再建することになったごく普通の主婦の希望と友情を描いた人間ドラマ。テキサスの田舎町に住む主婦メイベリンは、長い間疎遠だった息子リッキーの訃報を受け、リッキーの暮らしていたサンフランシスコへ向かう。そこで彼女は、リッキーのパートナーであるネイサンから、息子がドラァグクイーンでゲイバーを経営していたことを知らされる。リッキーは遺言もなく亡くなってしまったため、バーの経営権が母親であるメイベリンにあり、そのバーが破綻寸前の危機にあることが発覚する。突然の展開に困惑するメイベリンは、息子が遺したゲイバーを再建するために立ち上がる。主人公メイベリン役を「世界にひとつのプレイブック」のジャッキー・ウィーバーが演じ、「キル・ビル」、ドラマ「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」のルーシー・リュー、ドラマ「アントラージュオレたちのハリウッド」のエイドリアン・グレニアーらが顔をそろえる。
ステージ・マザー評論(5)
ドラァグクイーンの煌びやかな映画、というよりは母と息子の感動作。
とてもあたたかい、丁寧な描写のストーリー。
涙と共に、観た後はほっこりした優しい気持ちになりました。
最後のショーのシーンも素晴らしかった!!
今の時代にこういうの見たかった、な作品でした。
性的マイノリティで疎遠となっていた息子が亡くなった知らせを受けて訪れたサンフランシスコで、息子がドラァグクイーンでゲイバーを経営していたこと、そして、経営が傾いていることを知り巻き起こっていくストーリー。
息子を恥じる夫の影響で、会うことも連絡を取ることもなくなっていたことを知る、息子のパートナーのネイサンからの冷たい対応にめげることなく、そこで働く仲間の仕事にプライベートに寄り添っていくメイベリン。
罪滅ぼしと後悔と、そして皆に後悔をさせない為にと行動していく姿は、優しく温かく正に皆のママ。
イケメンコンシェルジュ長との関係然り、やさぐれルーシー・リュー絡みのドスの効いた口上然り、ラブストーリーまでちゃんと拾って、皆幸せで、何でもかんでも上手く行き過ぎではあるけれど、とても愉しく面白いエンタメだった。
ドラッグ(禁止薬物)、ゲイ中心の話。一応、サクセスストーリーになっているが、テーマがいかんせん酷すぎる。
この映画を見た青少年はいったい何を思うのか?
ゲイ礼さん、ドラッグ容認、不倫、暴力・・・なんでもありで、それでも旧来のサクセスストーリーに仕上げてしまう。
また音楽の力を強調しているが、ただのゲイの少しうまい歌だけではないか?
なんでこんなものに感動しているのだ!
また、容姿はひどい。日本のバラエティに出てくるゲイよりはなんぼかマシだが。
米国映画も根本的なところを見直す時期に来ているのではないか?
ゲイ、LGBT、暴力、ドラッグばかりになってしまった。
子供、青少年には絶対に見せてはいけない映画。
映画としては2つ星、テーマが零点。辛口で0.5星。
心を磨き、理解し、受け入れる度量を養いたいものです。
ドラッグクイーン
あれはあれで美しいね。一つの芸術だわ。
昔、南の国で働いていた時に、友達の彼女と言うかお嫁さんがタイ国出身の方という事もあり、帰りのトランジットはタイ経由で帰る事を勧められ、また良心的な料金の上にビーチまで歩いて数分のホテルを紹介されたことがあった。暇を持て余し、あまり土地勘のない自身としてホテルの人に有名なショーを予約してもらったことがある。料金には席料と一杯のドリンク付き。
いよいよショーが始まり、皆さん美人な方ばかりで、しかも、歌も飛び切りうまい。いいなと思っていると... 途中から???の連続って、どうして日本の曲を歌えるんだ? あれっ? その時初めてトランスジェンダーの方たちのショーと気が付くき、自身のバカさかげんがわかったけれども、それよりもショーが終わって、サービスの一環として、綺麗どころが写真を撮ったり、してくれたのを思い出す。
ある日本の方が、口パクで再復活したのは、のどの調子がおかしくなって、口パクをしたと言ってたけどパタヤでのジェンダー・クイーンになっているし、そのちょっぴりした言い訳かな?
コメディとしたら王道を行く物語なんだけれども、テキサスが保守的なのは分かるとしてもステレオタイプの描き方はいかがなものかと思ってしまう。そんなしょうもない事を考えない方向きと言えるハートウォーミングな映画です。