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映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲評論(20)
とっても深くて、考えさせられる映画ばかりです!!
そんな中でも、この「オトナ帝国の逆襲」は、感動的なシーンが多く、涙無くしては見れない映画です。
子どもの時よりも、改めて、大人になった自分が見たほうが、より感動する映画でした!!
誰しも、昔を懐かしみ、あの頃に戻りたいと思う事があるかもしれませんが、今この瞬間を生きることの大事さや、本当に大切なものは何なのかを考えさせられました!
過去があるからこそ、今かがある事に感謝して、今を全力で生きるだけだなと思いました。
人への感謝や、自分が何の為に働いているのか?がわからなくなった時に、みるといいかもです!!
国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』の劇場版第9作。
大人たちを洗脳し、オトナだけの帝国を築くことを企む組織「イエスタディ・ワンスモア」の野望を打ち砕くため、しんのすけたちが立ち向かう。
『クレヨンしんちゃん』シリーズ最高傑作とも名高い本作を初視聴。
2001年公開。ひろしの様に子供時代に万博に参加した人は35〜40歳くらいな訳ですから、この映画は完全に子供に連れられて映画を観に来ている親をターゲットにしています。
『クレヨンしんちゃん』らしいギャグはありますが、全体としてはどこか寂しさを感じる暗さを携えた映画。
だからこそラストシーンのしんのすけのど根性に涙します。
ひろしの回想シーンはまるで催涙ガスの様に涙腺をぶっ壊します。
足が臭いという定番のギャグを物語の鍵として見事に利用しており、映画としてのうまさに舌を巻きました。
しかし、完全にオトナ向けな作品として成立していることで、中盤におけるクレしんお馴染みのドタバタギャグが映画全体の流れを悪くしてしまっているという、本末転倒な事態に陥っている様にも感じました。
あえてお馴染みのドタバタアクションは封印し、悪役サイドのケン&チャコの深掘りをして欲しかったですね。そうなるといよいよ『クレヨンしんちゃん』らしさが無くなってしまいますが…
20世紀vs21世紀、つまりオトナvs子供という構図が映画における重要なポイントである以上、かすかべ防衛隊はもっと活躍しても良かったのでは?
野原一家が世界の危機に立ち向かうというのはお馴染みの構図ですが、21世紀を築いてゆく子供達がケン&チャコと立ち向かい、オトナ達の目を覚ましてゆくという方が、映画としては筋が通っている様な気がしなくもないです。
使用されている楽曲はノスタルジアを感じさせる素晴らしいものばかりでしたが、エンディングテーマが小林幸子というのはちょっとやり過ぎな気もします。
ノスタルジーに後ろ髪を引かれながらも、それを乗り越えて先に進むというテーマなので、エンディングはクレしんらしい明るく楽しい楽曲にした方が良かったのでは?
21世紀初の『クレヨンしんちゃん』映画ということで、これまでとは違う層をターゲットにした傑作を生み出そうという製作陣の意思は伝わります。
しかし、国民的アニメであるが故の不自由さを持つ『クレヨンしんちゃん』という枠組みにどうしても収まらなくてはならないが為に、映画としての完成度にキズがついてしまっているとも感じました。
色々と言いましたが、気軽に観れるし、笑えるし、めちゃくちゃ泣けるシーンもあるし、観た後にノスタルジアを感じて寂しくなるし、とにかく良い映画であることは間違いないです!
クレヨンしんちゃんは周りの評判は結構高いのに観ることがなかった。ギャグ系のアニメに冒険の話つけて劇場版にする?という違和感があったから。そしてクレしん劇場版に今回初挑戦。
実際に観てみると、たしかに荒唐無稽な話ではある。ただ、基本的には子ども向けだろうが、大人が楽しめる作りになっていた。意外と深いテーマになってるし。カーチェイスのシーンなんかはルパンへのオマージュが感じられたりして。
その上できちんとクレヨンしんちゃんとしてのギャグを織り交ぜてくる。たしかにこんな映画なら人気が出るよな。
でも大絶賛にはいたらなかった。これは個人的な好みの範疇。
イエスタディ・ワンスモアというネーミングセンスやそのリーダーのケンとチャコの魅力的なキャラクター性は素敵。
子供たちが暴走するところは爆笑だった。
親にも子供の時代があった、ということの伝え方がすごい。
「匂い」だけでわかってしまう。不思議。
クライマックスのしんのすけとチャコのやりとりは名言。
突拍子もない目的を持っているわけでもなく、超時限的なバトルをする悪の組織でもないところがみていて面白いと感じた。
何回もみたいと思える作品。
物凄い傑作です
完全に大の大人が感動して泣かされます
それでいて子供も楽しめるアニメです
完全無欠とはこのこと
ヒロシの長い回想と、特にクライマックスの東京タワーの赤い階段を未来に向けて駆け上がるしんちゃんのシーンは日本のアニメ映画史上屈指の名シーンだと思います
疲労困憊とともにしんちゃんの作画が劇画風に演出されるところには心底やられました
鳩が飛ぶシーン
その舞い上がった鳩は直ぐ足下の軒先の巣に戻ります
その巣にはつがいの鳩と雛鳥が仲良くいるのです
音楽と音響の力
懐メロを単に挿入しているだけでなく、イコライザの掛け方などの工夫によって聞こえ方にまで拘りをみせています
テレビのアナウンサーの口調、原稿、音響も然りです
全く丁寧な演出が積み重ねられています
ケンとチャコのキャラ造形が素晴らしい
イエスタデイワンスモアのその名前自体1973年のカーペンターズの名曲です
本部でケンとチャコの二人が座る赤い唇のソファーのサイケデリックなこと!
サルバドール・ダリの有名なリップソファーです
アニメ映画の可能性を本気で追求して見せた、原恵一監督の恐るべき才能と実力に感服しました
私達はいま、「俺達が昔憧れていた、夢の21世紀」に生きているのです
本作公開から20年近く経ちこの言葉が一層の破壊力を持っているのです