殺人容疑を受けた従兄弟を助けようと奮闘する新米弁護士の姿を描く法廷コメディ。監督は、イギリス出身で「ナンズ・オン・ザ・ラン
走れ!尼さん」のジョナサン・リンで、本作がハリウッド第一作となる。製作・脚本は「ペテン師とサギ師
だまされてリビエラ」(脚本)のデール・ローナー、共同製作は「ヤングガン2」のポール・シフ、撮影は「死霊のはらわたII」のピーター・デミング、音楽は「過ぎゆく夏」のランディ・エデルマンが担当。主演は「ホーム・アローン2」のジョー・ペシ、「クロスロード」のラルフ・マッチオ、今年度アカデミー賞最優秀助演女優賞を本作で獲得した「オスカー(1991)」のマリサ・トメイ。ほかにミッチェル・フィットフィールド、フレッド・グウィン、レーン・スミスらが共演。
いとこのビニー評論(4)
アラバマ州でNYからきたやつが裁判で勝てる訳がない❗
白人だってそうなんだから❗
こうゆうコメディが好きなんで、すみません❗
黒髪で90年代初頭?当時の太めの眉に濃い目のメイクのマリサは、我々が他の作品で知ってる彼女とはちょっと違う顔つきに見えます。(ちょっとレディガガっぽい、もちろん細かい顔つきは違いますが)
初めて公判で、一生懸命だが何かと上手くいかないペシに、マリサは「何か役に立てることはない?」って聞きます
コテコテのイタリア系ブルックリン訛りが可愛い! ”ask(訊く)”を”aks”と発音したりw
この人、綺麗だよなあ。超美人ってわけでもないんだけど
主役で出てるのは自分が見たことあるのはこれ以外ではやはり若い時にロバートダウニーと共演したロマンスもの、後はだいぶ時代が下ってヒューグラントと共演した社会人で大学の作家講座受けるやつ、数年前のミッキーロークと共演したレスラーくらいで
後は脇役なんだけど、メルギブソンが女性の心を読めちゃうやつとか。なんか気さくな感じの表情が素敵で、好きな女優さんです
コメディタッチですが、全般ドタバタぎゃははのコメデイではないです。裁判の行方にしっかりメインのプロットはありますが、ガチガチの法廷サスペンスではありません。その中間って感じかな
大作のスケール感はないので星の評価は最高ではないですが
ペシみたいなちょっと冴えない男に付いてきてくれるしっかりものな美人ってのにやられてしまうのかもしれません
二人の仲を描いた楽しめる佳作です!
自白の強要や事件前後だけの証言の数々。普通ならば簡単に冤罪へと導けるような気もするのだが、予審においてはビニーの法廷侮辱罪。毎回200ドルの保釈金で拘置所をから出る始末だ。泊まった宿では睡眠妨害。婚約者リサ(トメイ)が騙された金など問題が山積み。ビルの友人は愛想をつかし、公選弁護人に頼んでしまう・・・
判事には経歴詐称で敏腕弁護士だと印象つけたかったが、徐々に化けの皮をはがされ、何度も窮地に立たされるビニー。自分が偽証罪に問われようともいとこを救いたい一心で、不慣れな法廷を乗り切ろうとする。
観客をもヒヤヒヤさせるおまぬけぶりと機転の利いた婚約者リサがいいテンポにしてくれる。検事がちょっと弱いけど、彼も元弁護士。無実の者に罪を着せたくない正義感も併せ持つ男でよかった。
アラバマでの滞在によって色んな事柄が全て伏線となり反証材料になる面白さ。圧巻は証人席に座ったリサで、家族全員が整備士でありカーマニア。タイヤ痕だけでどんな車かわかってしまう。スカッとする映画でした。