鈍色ショコラヴィレ ビエンナーレ
プロット
日本
02月16日 台灣上映
ジャン=リュック・ゴダール 遺言 奇妙な戦争
プロット
フランス・スイス合作
02月23日 台灣上映
ホビッツベイ
プロット
ニュージーランド
02月23日 台灣上映
あとがき
プロット
日本
03月01日 台灣上映
ポーカー・フェイス 裏切りのカード
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オーストラリア
03月01日 台灣上映
ストリートダンサー
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インド
03月01日 台灣上映
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ウイラード評論(4)
そのうちこのネズミを使っていたずらして楽しみ、遂には・・・。
「シネラマ社」が作ったのかぁ。
亡父が創設した会社の従業員として働くものの、新社長マーティンからは過剰なまでの仕事を押し付けられ、いびられっぱなし。父が遺した大邸宅も母との二人暮らしでは広すぎるし、給料も上がらず、マーティンからは家を売ってくれと懇願されるほど。嫌味なマーティンはウイラードだけのけ者にしてパーティを開いたりするので、飼いならしたネズミの大群をパーティ会場に荒らさせたりするのだった。かなり陰湿・・・
やがて税金を納めなければ家を売れというお達しが来てしまい、金に困ったウイラードは会社の顧客宅をネズミを巧みに利用して強盗したりする。そして、新人の女子社員とも仲良くなるのだが、彼女とともに解雇通知が・・・
個人的怨恨でネズミパニックを起こすという陰湿な作品でもあるが、気持ちはわかるものの正当なやり方で解決しようよ!と言いたくもなる。母親が亡くなった時点で家を売ることを考えるのが普通だろうに、こだわりがあったのでしょうね・・・ネズミだけじゃなく。
演技はみんな下手だし、ストーリーも共感を得られるものじゃないけど、アーネスト・ボーグナインの嫌味な演技だけが光っていた。
弱気な青年が父の会社を乗っ取った悪い社長に対する復讐劇なんだけど、実は「人間は自分勝手」ってイタリアの動物パニック映画「猛獣大脱走」に通じる訓話めいたものを感じた
ラストのねずみの『ベン』のズームは明るいBGMも相まってなんだかブラックコメディのようなテイストだなと思った