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カサブランカ評論(20)
昨今、蔓延するウイルス名が名前の一部に入っている”甚だ迷惑しているだろう”映画館にて、”ワーナー・ブラザース クラシック上映”としてかけてくれることになり、昨日に引き続き足を運んだ。
内容は誰もが知っていると思われるので、割愛。
が、非常に思い入れがある作品なので、お気に入りの台詞、場面を幾つか列挙する。(最初二つはおバカな話である。すいません。)
・リックがカサブランカで経営する”カフェ・アメリカン”で男に近寄る妖艶な美女イボンヌにリックが言う台詞
イボンヌから昨日の事を聞かれて、
”そんな昔の事は覚えていない・・”
で、明日の事を聞かれて
”そんなに先の事は分からない・・”
この台詞が、おバカな男子学生どもは非常に気に入り、
”昨日の講義のノート貸してくれよ・・”
”そんな昔の事は覚えていない・・”
”明日の地下鉄掘りのバイト、行くのか?(地下鉄掘ってたんです・・)
”そんなに先の事は分からない・・”
などと言い合い、お互いに笑っていた・・。おバカである。
・リックがイルザに度々言う
”君の瞳に乾杯”
この台詞も、おバカな男子学生どもは非常に気に入り、
学食でカレーを食べる時などにわざわざ、水の入ったコップを掲げ、
”君の瞳に乾杯”と言ってから食べ始める変な風習が蔓延したものだ・・。
-ここから沁みた場面を幾つかー
・リックの経営する”カフェ・アメリカン”で独逸兵が周りを気にせず、大声で歌を歌っている時に、ヴィクトル・ラズロが楽団の前に行き、自ら指揮を執り”ラ・マルセイエーズ”を演奏させ、客の多くが(あのイボンヌも涙を流しながら歌っている・・)大声で合唱する場面。(黙ってしまう独逸兵達・・)沸き上がる喝采。(観ている側も喝采の拍手)
・この場面は皆が書いているが矢張り書く。
随所で流れる”As Time Goes By"の演奏シーンと曲調、テンポの使い分け方。
最初は、ラズロとイルザが”カフェ・アメリカン”に来た時に、イルザがピアニストのサム(イルザの姿に驚く、かつこの曲はリックから演奏を禁じられれていた)にリクエストして、流れた時のリックとイルザの再開の場面。正統的ピアノで演奏される。
又、リックが独酌しながらイルザを詰るシーンで流れる曲調は哀切。
・通行証を巡るリックの大芝居と、驚くイルザに言う台詞の素晴らしさ。リックのイルザへの想いと、彼の誇りと義侠心に満ち満ちた言葉。そして口にされる”君の瞳に乾杯”
(この場面を観て台詞を聴いて、”沁みない、涙しない”という人とは、友人にはなりたくない・・。)
そして、フランス警察ルノー署長(ルイ)のした事。リックと交わす会話。
<数十年前に複数回観た映画だが、客電が落ちてからはあっという間に私の時間は学生時代に戻り、この傑作を大スクリーンで堪能した。
そして客電が灯った時、矢張り映画とは良いものである、と感じながら劇場を後にした。>
<2020年3月29日 安城コロナワールドにて鑑賞>
基本は戦争下のメロドラマであるはずなのだが、活動家ラズロもクールでいかしている。ドイツ人将校たちがドイツの歌を合唱する中で、楽団にル・マルセイエーズをリクエストし、バーの雰囲気をがらりと変えるところが好きだ。ラストの警察署長レインズとボギーのやり取りも最高だ。君の瞳に乾杯!(完敗はしゃれです)
愛する女のために命をかける男を描いた映画は腐るほどある。
しかし、愛する女には愛する男がいる。しかし、愛する女はまだ自分のことを愛してくれていることが判ってしまった。そんな男の話なのだ。
この男はどうする?
ラストシーンでのボガードのセリフはあまりにも長すぎる。
しかし、彼の演じる役柄はどれをとっても長いセリフが多いから仕方がない。
下手な相手の質問には答えず、相手を突き放すように別れを告げる。
しかもこのセリフの回し方がボガードの真骨頂なのだ。
「マルタの鷹」「三つ数えろ」などなどの作品でもこのセリフ回しは登場する。
でも、このカサブランカほどの迫力と説得力はない。
ここに至らせるまでの脚本づくりはまだお目にかかったことがない。
ハンフリー・ボガートのカッコよさとイングリッド・バーグマンの美しさも見どころです。
このような素晴らしい映画を昭和21年、終戦の次の年に公開出来るなんてアメリカ凄い。戦争で日本がアメリカに勝てるわけないよなぁ、って思った。