少年たち「カラマーゾフの兄弟」より
プロット
ソ連
11月02日 1991 台灣上映
花の兄弟(1961)
プロット
日本
12月27日 1961 台灣上映
カラマゾフの兄弟(1957)
プロット
アメリカ
01月01日 1900 台灣上映
ピーピー兄弟
プロット
日本
03月30日 2002 台灣上映
まむしの兄弟
プロット
日本
11月22日 1997 台灣上映
僕の特別な兄弟
プロット
韓国
12月07日 2022 台灣上映
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カラマーゾフの兄弟(1968)評論(2)
ストーリー:65
キャスト:70
演出:75
ビジュアル:75
音楽:65
ドストエフスキーの傑作なんだそうだが、どうにも重いし長いし退屈だった。当時のロシアの宗教観とか上流社会の不道徳といった状況にたいして知識の少ない自分としては、彼らの醜い行動に対して現代的視点から見てしまうと彼らを侮蔑し見下してしまうだけだし、特に前半では本能と欲望のままに暴走する人々に対してその傾向が強かった。このような下品で知性の感じられないのに、金をもっていて好き勝手やってる腐臭のするような人々が私は好きではない。そんな姿を冒頭から二時間以上見せ続けられる。
後半の裁判になってからのどろどろの人間模様や凍てつく大地への旅立ちなどは流石にロシア文学らしい荘厳さがあって前半よりは盛り上がるのだが、やはり合計四時間は長い。厳しい冬を耐え忍ぶ芯の強いロシア人のような忍耐が、この作品にたいする自分にはなかった。これを見て原作を読んでみようという気にはならないな。
ドストエフスキーの世界的名作をまだ読んでいなかったので、NHK BSで3部作を3日間に分けて放映されたものを録画して、2日間かけて鑑賞しました。全編5時間に近い大作です。 個性や宗教観の異なるカラマーゾフの3兄弟が殺される父親や本性で?騙し騙される女たちとの葛藤をシェークスピア並の台詞で当時のロシアの時代を背景に重く表現してます。西洋文化を理解する上である程度以上のキリスト教の理解が必要と思いますが、この映画は現代にも通じる永遠の問題提起をしているのでは、と思いました。それにしても、重い台詞の意味をよく考えようと思っても映画は止まってくれないので、機会があれば、原作を読んでみようかと思いました。 こういう映画を見た後には、軽薄な?ハリウッド映画は見る気にはなりませんね。