カリフォルニア・ドールズ劇情
「攻撃」（1956）、「何がジェーンに起こったか？」（62）、「合衆国最後の日」（77）などで知られる名匠ロバート・アルドリッチの遺作。タッグチーム「カリフォルニア・ドールズ」を組み、わずかなファイトマネーを求めてあてなき旅を続ける2人の女子プロレスラーと、そんな2人を導く1人の老マネージャーの旅路を描いたドラマ。マネージャー役は名優ピーター・フォーク。2012年、ニュープリント版でリバイバル。82年日本初公開時の邦題は「カリフォルニア・ドールス」。
カリフォルニア・ドールズ演員
カリフォルニア・ドールズ劇照
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カリフォルニア・ドールズ評論(7)
ラストのP・フォークの場内を巻き込んだ演出が良いタイミングで発揮され楽しい。
プロレスを題材に試合描写も陳腐に感じるが勝つも負けるも応援の眼差しで鑑賞。
女子プロレス
という映画では珍しいジャンルに挑んでいるところがいい！！
えっちなコスチュームで戦うので萌える。
二人ともセクシー。
話はまとまりが無くてドラマとして思っきり中途半端。
でも、ま、いいか。もう少し短ければもっと楽しかったでしょう。
でも割り切った人間関係が優先される現在じゃ、こうゆう泥臭い人間同士の混じり合いとゆうか、肌と肌との擦れ合いみたいな関係を活写出来る映画はもう出来ないだろうな。
頭だけを使って考えるんじゃなく、体全体使って撮れる彼のような作り手もいないしね。
いやぁ、最後の盛り上がりがすごかったですよ。彼女たちの躍動感が見ものでした。
昨日観たのが、ソフィア・コッポラだったので、なんか余計に際立って今回の映画が映画らしく感じられましたね。
実に泥臭く世知辛いながらも最後はハッピー、というアルドリッチ映画の王道。憎々しい敵役もちゃんといて盛り上げ方がとにかくイイ。
いつもの男だらけではなく女子ふたりと男という組み合わせで、ピーターフォークの味わい深さが実に良かった。
試合とかリアリティはなかったが映画として正しければそれでいいのだ。