人質交渉人(ネゴシエーター)のふたりの男が、人質犯と彼に指名された交渉人という立場で対峙するサスペンス・アクション。「ジャック」のジェームズ・デ・モナコとケヴィン・フォックスのオリジナル脚本を、「セット・イット・オフ」のF・ゲーリー・グレイが監督。製作は「ジャングル・ジョージ」のデイヴィッド・ホーバーマンと「L.A.コンフィデンシャル」のアーノン・ミルチャン、製作総指揮は「チカチーロ」のロバート・ストーンとウェブスター・ストーン、「フラバー」のデイヴィッド・ニックセイ。撮影は「タイタニック」のラッセル・カーペンター、音楽は「チャイニーズ・ボックス」のグレアム・レヴェル、美術は「ブロークン・アロー」のホルガー・グロス、編集は「フェイス/オフ」の、クリスチャン・ワグナー、衣裳はフランシーヌ・ジェイミソン=タンチャック。主演は「スフィア」のサミュエル・L・ジャクソンと「真夜中のサバナ」のケヴィン・スペイシー。共演は「コンタクト」のデイヴィッド・モース、「L.A.コンフィデンシャル」のロン・リフキン、「コップランド」のジョン・スペンサー、「戦火の勇気」のレジーナ・テイラー、そして本作が遺作となった「ブレーキ・ダウン」のJ・T・ウォルシュほか。
交渉人評論(20)
別段、飛び抜けた傑作ではないがキャストは見応えがある。
ケビンスペイシーの活躍はしばらく観られないだろうから、たまには観てみたい。
サミュエルジャクソンが若いわ(笑)
目を離すとすぐ突撃したがるデヴィッド・モース、どんなときでも悪い顔を崩さないJT・ウォルシュ、夫への強烈な接吻責めが生々しいレジーナ・テイラー(※誉めてます)
個人的に狙撃隊のマイケル・カドリッツが◎。 この人が警察チームで最初に主人公を助けたんですよね、いいぞ、その感覚。
それにしてもスペイシー、もうホント残念。 好きな役者だったんですよね、ピエール瀧と並んで喪失感大ですよもう。
顔が好きなんですけど、でもいつも思うのがあと目の下?鼻の横?からほうれい線にかけての、なんかササミ肉を貼り付けた感じのぷっくりした膨らみがなんか気になってしまって。。 なに、あそこにヒアルロンとか生理食塩水とか入れちゃったとか? 宍戸錠みたいに渋さを出してみたけど裏目にでたとか? いや自分、誉めてるんですよ。
そしてもひとつ、意外と声高いんすねスペイシー。 あ、サミュエル・L・ジャクソン放ったらかしててごめんなさい。
ケビン・スペイシーの演技がすごい。
テレビ大阪での放送を鑑賞。
交渉人VS交渉人―。
両者一歩も譲らぬ駆け引きに痺れました。
互いに手の内を知っているからこその緊迫…。
濡れ衣を晴らすための戦いに手に汗握りました。
真犯人予想は大ハズレ…(笑)
【余談】
レビュータイトルを、五十嵐貴久「交渉人」シリーズのタイトル風にしてみました(笑) このシリーズの1作目は本作へのオマージュが捧げられていたような気がする…。
サミュエル・L・ジャクソンvsケビン・スペイシーの息詰まる攻防。誰が犯人かも分からないからもうめちゃくちゃスリリング。
このバカ女、なんで喋るねん!とやや疑問もあったが、そのおかげでラストもまた見応えあり。
いやー面白かった。