SPACE JAM劇情

NBAのスーパースター、マイケル・ジョーダンとアニメの人気者バッグス・バニーら“ルーニー・テューンズ”の面々が、一致団結してバスケットボールの試合に臨むというファンタジー・コメディ。アニメと実写の合成による、両者の“共演”が見もの。監督はジョーダンが出演したCMを手掛け、全世界にナイキ・ブームを起こしたCM演出家ジョー・ピトカで、劇場用映画は「のるかそるか」に続いて2本目。脚本は「サンタクローズ」や、実写とアニメを合成した「秘密兵器リンペット」のレオ・ベンヴェヌーティ&スティーヴ・ラドニック組と、「ツインズ」「キンダガートン・コップ」のティモシー・ハリス&ハーシェル・ワイングロッド組の共同。製作は「ジュニア」のアイヴァン・ライトマン、ジョー・メジャック、ダニエル・ゴールドバーグのトリオ。撮影は「真実の行方」のマイケル・チャップマン。音楽は「恋の闇
愛の光」のジェームズ・ニュートン・ハワードがスコアを書き、ヒップホップ系アーティストの挿入曲が全編に流れる。アニメーション・パートの監督は「ロジャー・ラビット」にも参加したブルース・スミスとトニー・セルヴォーン。出演は、自分自身の役で登場するマイケル・ジョーダンをはじめ、「誘う女」のウェイン・ナイト、「ガール6」のテレサ・ランドル、「小さな贈りもの」のビル・マーレイのほか、現役NBAブレイヤーが続々登場。また、声の出演で「マーズ・アタック!」の俳優ダニー・デヴィートが参加している。

SPACE JAM演員

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SPACE JAM評論(2)

Knxoshisgmp
Knxoshisgmp
ネタバレ! クリックして本文を読む
世紀のスーパースター、マイケル・ジョーダンが、ワーナー・ブラザースアニメーションのアイコン的存在ともいえる“ルーニー・テューンズ”とバスケットボールの試合に臨む――「ロジャー・ラビット」と同様、実写とアニメの合成で描くファンタジーになっていますが、史実を重ね合わせてみると、これが結構奥深い。

物語の導入で描出されるのは、ジョーダンがNBAを引退し、野球選手へと転向→MLBに挑んでいるというもの。これは、1993~95年における実際の出来事です。劇中では、球団の仲間たちから「三振すらもイカしてる」と拍手喝采、野球少年の息子からアドバイスを受ける“バスケ界の神様”ジョーダン――いたたまれない……。本作は、NBA復活のキーとなったのが「“ルーニー・テューンズ”との出会いだった」というフィクションを加えた「ifの物語」になっているんです。

ジョーダンが“ルーニー・テューンズ”と共に挑むことになるのが、大ボケ山の宇宙遊園地を経営している宇宙人たち。バッグス・バニーらの“イカレ具合”に目を付け、彼らを見世物にする魂胆です。禁じ手を使って、NBAプレイヤー並みのパワーを得た宇宙人たちに、ジョーダンたちはどう立ち向かうのか。クライマックスとなる試合シーンは、超イカれています。それもそのはず。試合会場となっているのが、ルーニー(イカれた)なアニメの世界なんですから。

“秘密のドリンク”でドーピングをキメるだけでなく、試合中にはバイクを乗り回し、銃を乱射。ダイナマイトも使用して、観客として来ていた牛を乱入させる――正気の沙汰ではありませんが、勿論アニメの世界なのでオールOK! 現実世界では完全アウト(リアルにやったら死人が出ます)なトリックプレイばかりですが、この“何でもあり”感が非常に痛快なんです。87分という尺の短さも◎。

余談:チャールズ・バークレー、パトリック・ユーイング、マグシー・ボーグス、ラリー・ジョンソン、ショーン・ブラッドリー、ラリー・バードらが“本人”役で出演している点も「ifの物語」として機能しているポイント。ちょっとぎこちない演技はご愛嬌。
dalfnsw
dalfnsw
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「バスケットボールの神様」マイケル・ジョーダンと、ワーナーブラザースが誇るアニメシリーズ「ルーニー・テューンズ」がコラボした、とにかくルーニーな作品。

「ルーニー・テューンズ」のメンバーは、彼らを拐い遊園地の見世物にしようと企むエイリアンとバスケットボールで対決することに。
NBAのスターたちの力を取り込んだエイリアンに対抗するため、バッグズ・バニーはマイケル・ジョーダンの力を借りようとする。
実写とアニメを融合させたファンタジー・コメディ。

『ゴーストバスターズ』シリーズや『恋はデジャ・ブ』のビル・マーレイが本人役で出演している。

お薬をキメたひとが企画したとしか思えない狂った作品。MJ×ルーニー・テューンズという発想も狂っているが、映画の内容も狂っている。映画界の珍味。

詳しくは知らないが、マイケル・ジョーダンとバッグス・バニーがナイキのcmで共演したことが映画化のきっかけらしい。つまり原作はコマーシャル…。やっぱり狂ってる。

特にバスケのファンでもないし、「ルーニー・テューンズ」もほとんど見たことがなかったのですが、想像以上に楽しめた!
あまりのルーニーっぷりにめちゃくちゃ笑いました🤣
むしろバスケにも「ルーニー・テューンズ」にも興味のない人の方が、細かいことが気にならないので楽しめるのかも。

マイケル・ジョーダンが現役を引退し、野球選手として活動していた1993〜1994年頃が舞台。
この映画でのジョーダンは、実力不足でただの客寄せパンダにしかなっていない野球選手として描かれている。
実際ジョーダンの野球の成績は芳しいものではなかったため現実に即しているといえるが、ジョーダン本人に客寄せパンダを演じさせるというのはなかなか勇気がいったのでは?ジョーダンもよくOKしたな…😅
野球選手時代って本人としても黒歴史なんじゃないのかな?

今更知ったのですが、マイケル・ジョーダンが野球に転身したのってお父さんが強盗に殺されたからなんですね…。映画ではその辺りについて触れられていなかった。
ファミリー映画なので暗い要素は排除したのでしょう。

もっとジョーダンの挫折や葛藤、どん底からのワンスアゲインものとして描くことも出来たのでしょうが、そういったものはほとんど描写されず、カートゥーンらしいナンセンスなギャグだけで映画は構成されている。
この馬鹿馬鹿しさ、結構好き。
クライマックスでまさかのビル・マーレイ参戦は、アホすぎて笑った。なんじゃそりゃ。
最後の見せ場がゴムゴムのスラムダンクだったのもアホすぎて笑った。なんじゃそりゃそりゃ。

「ルーニー・テューンズ」のキャラクターは見たことはあるが名前がわからないという奴らがほとんどだった。
どのキャラクターも可愛らしくて和んだなぁ☺️
特に好きなのはトゥイーティー。今回初めて名前知った。
舌足らずな喋り方がかわえぇ…❤️意外と口が悪いところもかわえぇ❤️
そして今回が初登場らしいローラ・バニー…!
ちょっとエッチすぎます!!
心の奥にあるケモナー魂に火がついてしまった…🔥

真面目に語るのもアホくさい映画なのですが、個人的にはかなり好き。めちゃくちゃ楽しかった。
アニメーションのクオリティの高さ、実写とのバランスも素晴らしい。
実在の人間とアニメのキャラクターがバスケをするって技術的にとても難しい気がする。
人間とカートゥーンの間を行き来するボールをどう表現するのか気になったが、そこも違和感なく処理されていて、凄いなーと素直に思った。

本作で改めてマイケル・ジョーダンのスター性を思い知った。
彼以外にハリウッド映画で主役を張れるスポーツ選手っているのだろうか?
実在の人物でありながら、アニメのキャラクターのようにポップ・アイコンとなった男、マイケル・ジョーダン。彼がルーニーなキャラクターに囲まれて右往左往している姿を見ることができるというだけで、本作を鑑賞する価値がある。

ラリー・バード、チャールズ・バークリー、パトリック・ユーイング、マグジー・ボークス、ラリー・ジョンソン、ショーン・ブラッドリーなど、NBA選手が本人役で出演しており、全員もれなくアホなキャラクターを演じているので、「ルーニー・テューンズ」のファンだけでなくNBAのファンだという人も必見の一作!

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