愛する妻と再会するために魂を地獄の王に売り渡して復活した男の復讐を描いた近未来SF。全米で大ヒットした同名コミック(メディアワークス刊)の映画化。原作はマーベルコミック界の第ひとり者トッド・マクファーレン(製作総指揮もアラン・C・ブロムクイストと兼任)。本作がデビューの監督のマーク・ディッペ(「T2」「ジュラシック・パーク」の視覚効果担当)、製作のクリント・ゴールドマン(「マスク」ほか)、特殊効果監修のスティーヴ・ウィリアムズ(「T2」ほか)ら以下、「マーズ・アタック!」などの特撮を手掛けるILMのスタッフによる、実写以上の迫力とリアルさでつくりあげられた鮮烈な映像が見もの。脚本はアラン・マッケロイ。撮影は「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のギレルモ・ナヴァロ。音楽は「ザ・クロウ」のグレアム・レヴェル。使用曲としてテクノ系とスラッシュメタル系がコンビを組んだ異色のサウンドトラックが全編を彩る。美術は「アサシン」「レリック」のフィリップ・ハリソン。編集は「クロウ
飛翔伝説」のマイケル・N・クーンとトッド・ブッシュ。タイトルバック・デザインは「セブン」「ミミック」のカイル・クーパー。主演は「バッド・デイズ」のマイケル・J・ホワイトで本作が初主演。共演は「アメリカン・プレジデント」のマーティン・シーン、「ロミオ&ジュリエット」のジョン・レグイザモ、「ノーマンズ・ランド」のD・B・スウィーニー、「エクソシスト3」のニコル・ウィリアムソン、「ガール6」のテレサ・ランドルほか。
スポーン評論(3)
今の目で観るとかなりキツイし、作劇も上手くいってない。
特殊メイクの着ぐるみということもあってか、スポーンのシルエットがデブって見えちゃうのも(´ε`;)ウーン…って感じ。
むしろ今の技術でリメイクしたら面白くなりそうではある。
魔界のシーンもびっくりするくらい残念なCGでしたし
映像的には見劣りするけど、おもしろかったです。
これ設定が『グリーンランタン』に似てるね。あちらは設定をあまり生かしてなかったけど、こちらは敵との決着の付け方も含めてちゃんと生かしていて良かった。
登場人物もみんな生かしていてキャラ立ちもできてる。特にデブの悪役のキャラの下品な言葉連発は演技も含めてなかなか笑えておもしろい。ふざけたキャラだけど非道な悪役でした。
やはり悪役に魅力がある作品はハズレがなかなかない。
ドラマ性は微妙で葛藤も薄いけど、気にならないで楽しむことができました。
ただアクションシーンがごちゃごちゃしてちょっと見辛いのは減点かな…。