核実験の影響で巨人と化した男の悲劇を綴ったモンスター映画。アメリカのSF・ホラー映画のプログラム・ピクチャーを専門に量産した会社、AIP(American International Pictures)によって配給・公開された一編。翌年にはぞ続編の「巨人獣」が製作されている。監督・脚本・製作・SFXは「巨大生物の島」など巨大化テーマのSFものを得意とするバート・I・ゴードンで、妻のフローラ・ゴードンがSFXのアシスタントを務め、娘のスーザン・ゴードンが端役で出演している。共同脚本はマーク・ハンナ、撮影はジョセフ・バイロック、音楽はアルバート・グラッサー、美術はビル・グラスゴウ、編集はロナルド・シンクレアが担当、主演は30、40年代に活躍したグレン・ランガン。共演は「怪物の女性
海獣の霊を呼ぶ女」のキャシー・ダウンズほか。
戦慄!プルトニウム人間評論(1)
TSUTAYAでわざわざお取り寄せリクエストして借りてきた。
まァ作り自体は・・・ご都合主義とあまりにも安っぽい特撮は御愛嬌とゆう事で、思っていたよりかは見れる内容だった。
要は話の骨格は異形の姿になってしまった男とその婚約者との愛の顛末なのだ。
同じく50年代のB級SFの一本に過ぎなかった【蝿男の恐怖】がラブストーリー的要素をよりブローアップして【ザ・フライ】として再生したように、これも最新の特撮技術でリメイクすれば意外とイケるかも。
放射線浴びて巨大化とゆう設定は今の世の中でやれば笑われるが。