女獄門帖 引き裂かれた尼僧
プロット
日本
04月08日 1977 台灣上映
世界が引き裂かれる時
プロット
ウクライナ・トルコ合作
06月17日 2023 台灣上映
めぐみ 引き裂かれた家族の30年
プロット
アメリカ
11月25日 2006 台灣上映
書かれた顔
プロット
日本・スイス合作
03月23日 1996 台灣上映
逃げきれた夢
プロット
日本
06月09日 2023 台灣上映
抱かれた花嫁
プロット
日本
07月14日 1957 台灣上映
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引き裂かれたカーテン評論(18)
カーテンというからサイコスリラーの名作「サイコ」の名シーンを連想して怖い映画かと思い込んでいたがジャック・ライアンもどきのスパイものだった。むしろ婚約者が巻き込まれる「エージェント:ライアン」の方が本作をインスパイアしたのだろう。
スパイものといっても主人公は学者だから派手なアクションは無い、と言うよりたった一人を始末するのに悪戦苦闘、リアルに人を殺すのがいかに大変なことかをつぶさに描写して見せる演出はさすがヒッチコックと感心した。
東西冷戦の最中、ミサイルの最高機密が頭の中の数式では蛇の道は蛇、学者エージェント登場の必然性をよく見つけました、感心したのは人物描写、それも女性の描き方、愛と信念の狭間で戸惑う主人公のフィアンセ、プライドを傷つけられ根にもつプリマドンナ、レジスタンスでも命がけの農婦や保健師の反面、錯乱するバスの女性など人それぞれ、奇妙な伯爵夫人などそのバリエーションの豊かさ、対比は素晴らしい。
「サウンド・オブ・ミュージック」の清楚なヒロインのイメージのジュリー・アンドリュースのいきなりのベッドシーンには当惑したが冒頭のラブラブ・シーンの役割は展開につれ氷解、主人公の真意は彼女も観客も知らないから一緒になって心が揺れる、設定だけで2時間を退屈させない脚本と演出、さすがヒッチコック監督作品と再認識した名作でした。
物理学者が東ドイツに亡命するところから始まる本作は、ポール・ニューマン演じる主人公が胸中で何を企てているのか判然とせず、疑心暗鬼に陥りながら彼の後を追い続けるジュリー・アンドリュースの立ち位置も煮え切らない。しかしそうやってフラストレーションを溜めながらも、後半は一気に伏線を回収し、ギミックといい、アイディアといい、脇を支える登場人物といい、これぞヒッチコック映画というべき品質を取り戻す。
ヒッチコックがこれほどの人気俳優を起用したのも珍しい。とりわけアクターズスタジオ出身のニューマンとのコラボには、良かれ悪かれ、新時代の風をひしひしと感じる。
しかし、全体的にリズムが悪かったです。緊張感があるシーンでも映像に迫力がなく、メリハリがない、ヒッチコックらしくない作品でした。
最後の方にチラッと登場する越境を熱望し、2人の脱出を手助けする面白いおばさんなど、登場シーンが少ないのに人物造型が見事である。