プロット
香港
03月01日 台灣上映
プロット
イタリア・フランス合作
04月19日 台灣上映
プロット
イギリス・日本合作
03月01日 台灣上映
プロット
ドイツ
04月27日 台灣上映
プロット
フランス
04月19日 台灣上映
プロット
日本
03月22日 台灣上映
プロット
スペイン・エストニア合作
04月19日 台灣上映
プロット
アメリカ
03月15日 台灣上映
プロット
日本
03月22日 台灣上映
プロット
日本
04月12日 台灣上映
プロット
オランダ・ベルギー合作
04月12日 台灣上映
プロット
アメリカ
05月10日 台灣上映
ミクロの決死圏評論(20)
医学、軍事、宇宙、海洋、哲学。
加えてスパイもの。
様々な要素が入っていて、観ていてこんなにもワクワクした映画はいつ以来だろうか。
東西で極小化技術を競う世界。
ミニチュアでいられる時間は60分のみだが、その時間を延長できる科学者が昏睡状態に陥ってしまい、脳幹付近にある血腫除去のため、医師らを体内に注入することに。
しかし、送り込まれるチーム内には、科学者の回復を妨げようとするスパイがいるかも知れないという。
手塚治虫が先に描いていたらしいけども。
これぞまさにドラえもんの世界。
まぁ、人間を小型化できるくらいなら、医療もずっと進歩しているはずですが…。
レトロな雰囲気が、むしろ新鮮でとても可愛い。
血腫の位置があまりに適当で笑ってしまったけど、CTもMRIも実用化されていない時代だから、あの程度の図式になるのは仕方ないのかな?
(もちろん)あくまでも映画内の順路
頸動脈→瘻孔→頸静脈→→上大静脈→右心房→右心室→肺動脈→肺胞→胸腔→どこかのリンパ管→内リンパ管→→クモ膜下腔→脳内→→涙液
肺中水泳は面白かったです。でも前半で凝り過ぎて、後半が明らかに駆け足で雑になってしまったのが残念。それに科学者が覚醒できたのかも分からずじまい。原案では、脳組織の損傷で、肝心なことをもう覚えていなかったという結末だったらしい。。
潜航艇を飲み込める白血球…頼もしい(^。^)。
あからさまな女性蔑視に時代を感じます。サイズ的な矛盾があるし、艇内外の通信はどうしているのかとツッコミ始めたらキリがないですが、アイデアは素晴らしいです。
頓挫したリメイク計画が沢山あるようですね。もしも出来上がったら楽しみ!
DisneyかUniversal作品だったら、潜航艇で人体内を進むアトラクションを是非作って欲しい(^^)。
“Every beat separates a man from eternity.”
“They respect all forms of life however small.”
“Yet all the suns that light the corridors of the universe shine dim before the blazing of a single thought... proclaiming in incandescent glory the myriad mind of Man.”
“The soul? The finite mind cannot comprehend infinity, and the soul, which comes from God, is infinite.”
無線 微笑
世界情勢と個体内情勢
ミクロとマクロの狭間は無限大
時間は有限
・白血球が人間を食べたのと音の衝撃波が凄いのとレーザー銃がまさか通信機に使用しているトランジスタで代用できる代物っていうのが面白かった。
・乗組員全員が初対面でほとんど素人で何でこのメンバーが救出に向かってるんだろうと思った。ラクエル・ウェルチに関しては居なくてもよかったような役回りだった気がした。(今では使ってはいけないんだろうけど)紅一点ってだけだったような印象。
・70年代のSF美術が一番好きかもしれない。今観たら画面とか古って思うけど、想像で作られた未来って感じがSF感を凄く感じられて楽しい。あの頃より50年ほど経ってるわけだけど不思議。
・機体がどんどん縮小していく映像がとても良かった。器具の一つ一つが大げさなのも凄く良かった。血塊をあれで取り除けたとして命は助かったのか、水艇?と一人残していったのは大丈夫だったのか?とか疑問があるうちに幕が下りたのが凄かった。
医療監修が付いているだけあり、当時としては最大級の専門性と創造性とを融合させた美術セットと特殊効果によって驚きの体内世界が描かれた。今改めて見るとやや動きが乏しく、中盤は緊張感に欠けるシーンも多々あるが、しかし体内で暴れるとどこからともなく白血球が飛来して異物を排除しようとする様など、その精巧さに驚かされる部分も多い。まだCGというものが全く存在しなかった時代の奮闘に敬意を表しつつ、作品そのもの以上に、後の作品への影響の大きさを讃えたいものだ。