セントアンナの奇跡劇情

「マルコムX」「ドゥ・ザ・ライト・シング」のスパイク・リー監督が、戦争を舞台に描く人間ドラマ。1983年のニューヨーク。ある日、真面目な郵便局員が突然、客としてやってきたある男を射殺した。その郵便局員は、第2次大戦時、黒人部隊“バッファロー・ソルジャー”の一員としてイタリアの戦線に送り込まれていたが、そこで出会ったひとりの少年との交流が、全ての謎を解く鍵だった……。主演は「アントワン・フィッシャー」のデレク・ルーク。

セントアンナの奇跡演員

セントアンナの奇跡劇照

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セントアンナの奇跡評論(20)

fsupcyo
fsupcyo
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第二次世界大戦中のイタリアで、実際に起きた虐殺事件を
基に描かれたという本作。
S・リーが監督ということは、ただの戦争映画ではないだろうと
たぶん人種問題を必ず入れてくるだろうとは思ったが、やはり。
それにしても…こういった虐殺シーンを観るのは珍しくないが、
そこだけをメインに記憶してしまう作品が多い中、
今作は、あのS・リーがそんな映像を撮ったことに驚きつつも、
見事な(ややファンタジー的)人間ドラマに仕上げたことが凄い。
とくに冒頭の「?」が、ラストで線繋ぎで明かされるのは見事。
そして観た後の心持ちがまったく違うものになっていくことも。
単なる戦争虐殺映画とも、迫害人種差別映画とも、これは違う。

人間の命の重さ尊さを訴える人間が、昔だろうと異国だろうと
存在はしていたのだ。戦時中だからといって、それを軽視する
無能な者もいれば、隠れてでも全うしようとする者もいたのだ。
そういう事実を例えば今の世の中に当てはめてみて考えると、
今も変わらず周囲に存在していると感じることがないだろうか。
どの国の兵士もパルチザンも「早く家に帰りたい。」と口を揃え、
これはどこの戦争だ。誰のための戦争だ。と疑問を抱き始める
ようになると、ただ生き延びたい。と思うのは当然のことである。
憎むべきは、他国の名も経歴も知らない兵士や民間人でなく、
人を騙して兵器同様に遣い込む首脳戦犯たちにあるのだから。

時代が時代ゆえ黒人兵士には(兵士でなくても)辛い時代だった。
真っ当にそこを描こうとする監督の心意気は伝わる。
だが苦しんだのは黒人ばかりではない。母国で差別されてきた
人間の性を他国で焙り出そうとしても、その価値観はおいそれと
変わるものではないことも知る。本来共存するべき人間たちが
他を蹴落とし優劣を競い、果ては殺し合うというバカげた行為に
嫌気がさして終わらせようと動かなければ何も変わらないのだ。
…なぜ彼があの状況下で助かったのか。過去、そして現代も。
あり得ない行為があり得るのであってほしいという作者の願いが
あそこに集約されたのだろうと思った。

(Wジョンの出演には驚いた!とくにレグイザモ。名もあったのね)
Lsncgaroten
Lsncgaroten
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とりあえず全ての具材が生煮えで、味の方向性もボンヤリした創作料理のよう。
あらゆるプロットの回収が総じて雑な気がする。
なんだか総集編を見させられている感じがした。
以下意味不明と感じた点
仲間を直接殺された訳でもないのに、何故何十年も恨み続けられるのか。
身を守るために渡された拳銃で丸腰の相手を撃ったらダメでしょう。
しかも確認も無く、問答無用でいきなり撃ち殺すのは変じゃないか。
アメリカでは郵便局員は窓口に立つ際、常に銃を手元に置いているのか。
ジョンタトゥーロと、ジョンレグイザモの役柄が彼等である必要性。
アンジェロ自身が新聞を拾う必要性。
ドイツ版東京ローズのくだりは必要なのか。
小屋でドイツ兵を撃った際、近くで聞いていたビショップは何故すぐ駆けつけなかったのか。
眠れる男が怒るくだりがショボイ。安全な本部に連れて帰ろうとした黒人士官の首を締め上げるだけでお終いって。そもそも眠れる男を怒らせたのはドイツ軍じゃなかったの。
殺人の保釈金が200万ドル払えば即免罪って、アメリカの司法制度が問題でしょう。
以上、色々と書きましたがキャラクターや時代考証、多言語の使い分け、問題提起などキラリとひかる部分もちょくちょくあるだけにまとまってないのが残念な作品。
Nrgssotwnrae
Nrgssotwnrae
出だしはすごくミステリーでよかったのです。何しろ郵便局の窓口で、黒人の係員が初老の男の顔を見るなり、いきなりドイツ製の古いピストルで撃ち殺すのですが、警察や記者の尋問にも黙秘して語りません。
現代で起きた殺人事件から始まった本編は、いったいどんな展開になるのか、全く予想がつかないままに、第二次大戦末期のムッソリーニが退陣し、内戦状態にあったイタリアに話が飛びます。

ただそこに行くまでに、ちょっとご注目あれ!冒頭登場する実業家風の紳士をお忘れなきように。
既出のヘクターという黒人が起こした殺人事件を報じた新聞記事を、その紳士はカフェで見かけて、食い入るように読み、驚きのあまりにカップを落としてしまうのです。このシーンは、一見何にも関係ないように見えて、ラストの感動シーンへの重要な伏線となっているので忘れないでください。

さて、そのイタリア戦線で、アメリカ軍は実験的に黒人部隊を投入していました。戦闘中見かけた少年アンジェロを救おうとしたため、ヘクターほか4人の黒人戦闘員は、部隊から離れて、小さな村に身を寄せます。

ここでの4人の黒人と、村の人々の交じりあうところが本編ドラマの主要部分となっていきます。何といっても、黒人を見たことがない村人にとって、人種差別なんて想像すらできなかったのです。言葉が通じない黒人を同じ人間として扱ってくれるばかりか、中にはベッドのお供までしてくれる美女まで登場!4人の黒人にとって、ここは奇跡の村といってよかったでしょう。

ただし、 2時間40分の長編は、アンジェロとの遭遇や村人との交流の部分でかなり饒舌でした。テンポが悪く、人種差別を超えた人間同士の混じりあいの感動が、よく描き切れていないのではと感じました。

さらに途中から、レジスタンスがドイツ兵捕虜を連れて合流することで、アンジェラが語ろることを怖がっていたセント・アンナの大虐殺(女こどもを中心に市民560名が虐殺)の全貌が明らかにされます。
このときも捕虜となったドイツ兵は、大虐殺の時になぜアンジェラだけは逃がそうとしたのか、その心理描写が描かれていません。
大虐殺の裏側には、レジスタンスのリーダーがセント・アンナにやってくるという密告があり、事情で遅れたため、その場にいた無関係の市民が、ドイツ軍の犠牲になってしまったのでした。

どうやらレジスタンスの内部に通報者がいるみたいです。裏切り者は誰か?一時疑心暗鬼になるレジスタンスと村人を前にして、割とあっさりネタバレしてしまうのも残念です。もっとドキドキさせて欲しかったですね。

通報者の手引きで、小さな村にレジスタンス掃討のためドイツ軍が襲いかかり、次々と村人たちは皆殺しにあいます。一般人とレジスタンスの区別がつかないための処置でした。
4人の黒人たちも激しく応戦するものの、ヘクターは弾丸に倒れます。この辺は、迫力ある戦闘シーンでした。

傷ついたヘクターを見つけたドイツ軍の将軍は、何故かヘクターを見逃して立ち去ります。結局ヘクターは、後から救出にきた味方に救われるのですが、もう少しドイツ軍の将軍の、無駄に人を殺したくないというヒューマンな気持ちに至った経緯にも、詳しく触れて欲しかったですね。

そして黒人たちが命がけで救ったアンジェラは、どうやら殺されはしなかったようです。ただ虐殺のショックで精神に障害を来していたアンジェラは、どうなったのでしょうか?すごく気になります。しかし、その後のアンジェラの消息は触れられることはありませんでした。

さてさて、話はまた現代に戻ります。
殺人犯として裁かれる身となっていたヘクターは、誰かが高額な保釈金を払って、保釈されます。
保釈金を払った人物の代理人曰く、イタリアでお世話になった人というではありませんか。仲間も村人も、みんな死んだはずなのにとヘクターは不審がります。小地蔵も、そんな人いたっけと思いました。
ヘクターは代理人の誘導のまま、保釈金を支払ったある人物と再会します。そのラストは凄く感動しました、う~ん、これこそセント・アンナの奇跡でしたね。

一人の少年を救おうとした人々の願いが紡いだ奇跡と言うべきでしょうか。人の絆の有り難さが身に染みるラストシーンでありました。
結局ヘクターがわざわざ当時のドイツ軍の銃で撃ち殺そうとしたのは、かの裏切り者だったのかもしれませんね。

ラストがよかっただけに、もう少し縮めて、ストーリー展開を際ただせれば、素晴らしい感動作となっていたことでしょう。やや残念です。
Nmpokigshxs
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「モ’・ベター・ブルース」など、中流家庭の黒人家庭を描いて、必ずしも黒人=貧困とは限らないことを示したり、「ドゥ・ザ・ライト・シング」のようなインパクトのある監督は、どこへ行ってしまったのであろうか?
どこにでもいる普通の監督となってしまったのは、とても残念だ。
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160分という長さと虐殺シーンもある戦争映画だというイメージからかけ離れていた。ミステリー的な要素もあるおもしろさと観終わってしみじみとした気分になれる映画だった。スパイク・リー作品らしい、黒人であることにこだわった演出も垣間見えるが、それよりも「戦場のピアニスト」でも感じられた、その国民はみな悪者で、他の国民はみな被害者みたいな画一的な描き方ではなく、その国民にもいい人はいたし、他の国民の中にも協力者はいたのだという実際の様子に近かっただろう描き方がよかった。黒人兵のことはよく知らなかったので、今さらながらアメリカでの根深い差別を感じたし、イタリアでの解放感も意外で、実話をもとにしているとのことだが、本当にイタリアでは差別意識がないのかと不思議に感じた。加害者の名前をちゃんと記憶していなかったので、あの4人の黒人兵のうち誰が加害者なのかわからなかったし、途中でコーヒーカップを落とした人が誰なのか、持っていた拳銃は何なのか、最後まで興味は尽きなかった。久々にいい映画に出会えたなぁと実感した2時間40分だった。

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