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ばけもの模様 プロット 日本 06月07日 2008 台灣上映
少年の町 プロット アメリカ 01月01日 1900 台灣上映
少年の君 プロット 中国・香港合作 07月16日 2021 台灣上映
緑色の髪の少年 プロット アメリカ 03月07日 1950 台灣上映
空の少年兵 プロット 日本 01月01日 1941 台灣上映
真夏の少年 プロット 日本 08月24日 1991 台灣上映
縞模様のパジャマの少年評論(20)
胸糞映画とは2種類あると思う。
1つ目はとにかくイライラして文字通り胸糞悪い映画。
もう1つは展開が沈鬱で憂鬱な気分になる胸糞さ。
今作は後者でホロコーストの悲劇を描いた作品。
胸糞映画として有名なくらいなので結末はだいぶ予想出来てしまうが覚悟していてもやはり胸に響き憂鬱になる。ラストは多分あれしかなかったと思うし、あのラストのために作られた映画といってもいいぐらい。
でもさすがに1時間30分程度の本編では厳しいかな〜って印象。
もちろん最後は悲しく胸に響くのだが、あっさり終わってしまったから余韻があんま無い。もっと余韻を残し、ラストの衝撃を高めるためにも、ユダヤ人の少年との交流を優しい描写でもう少し描いて、その反面ラストはこれほどないくらいの残酷さで描ききれば、胸糞度も増して余韻もとんでもないものになったのかな、とか考えてしまった。
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好みがひねくれたら人間の考えなのであまりアテにはしないで下さい。
あとカメラのブレがちょっと気になった。
後味の悪さは最高です
希望のないラスト、救いようのないラストが、中盤~終盤にかけて予想できるシリーズ。
無邪気、無知が罪だと言われているような作品。8歳の子供に理解しろと言う方が無理な話かもしれないが、あの時代の子供(戦争の指揮を執る人間を父に持つ子供ならなおさら)たちは、戦況やその中に存在する格差を無意識レベルで感じ取っていると思う。
ブルーノからすれば、ユダヤ人少年への優しさは、心からの好意で、友達としての優しさに違いない。しかし、それが発覚した時にあまりに酷いとばっちりを受けるのは、ユダヤ人の少年である。
当時の軍人家族の記録映画としても、
道徳を伝える為にも、世に残すべき作品。
DVDでは制作陣のさらに具体的な言葉が聞けるので
より理解しやすく、ラストでショックを受けたあとの良い緩和剤となって良かったです。