ユキとニナ劇情

フランス人の父と日本人の母を持ち、パリで暮らす9歳の女の子・ユキは、ある日、両親が離婚しようとしていることを知り、母からは日本で暮らそうと告げられる。親友のニナと別れたくないユキは、ニナとともに家出を決意する。しかし2人は森の中で迷子になってしまい……。「不完全なふたり」「パリ・ジュテーム」の諏訪敦彦と、「愛のあとに」「イヴォンヌの香り」の名優イポリット・ジラルドが共同監督を務める。

ユキとニナ演員

ユキとニナ劇照

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ユキとニナ評論(7)

djeeud
djeeud
①2009年カンヌ国際映画祭
〈監督週間〉正式出品作品
②日仏合作
③演技は脚本で場面設定だけし、現場(アドリブ)重視

事前に知っていた情報は、この3点だけ。

映画館は、
水曜日のサービスデーではありませんでしたが、
40名弱と、思っていたよりはお客様が入っていました。これは期待できるかも(笑顔)

☆彡     ☆彡

好きな人は大好きなんだろうな・・・
星5つじゃ足りないんだろうな・・・・・・

両親の離婚があると知った予告編から、
もっと感情を露わにするシーンが多いのかと
想像していたのですが、感情を爆発させるシーンは
皆無に等しく、感動するとかしないとかそういった類の作品ではありませんでした。

一言で表してしまうと

“ユキとニナの成長記録、特にユキの成長記録”

【見所】
①アドリブ演技
現場では設定だけを伝え、基本アドリブで演じられていますので、
ユキとニナの動きはカメラを感じさせないほど自然体です。緊張感の欠片もありません。

だから、あるシーンでは、監督から伝えられた場面設定に
ユキが「わたしはそんなことしない」と反発。別の演技になった。

また、あるシーンでは、お母さん役のリアクションに
ユキが驚いてしまい、完全に素になり、どうしていいのかわからず
うろたえてしまった様子が、そのまま採用されているそうです。

②自然(森)の美しさ比べ
フランスと日本の自然の美しさ比べが見物。
個人的には、幻想的なムードを感じさせられた
フランスの森のほうが好きかな。ストーリー上、
フランスは幻想的、日本は如何にも日本の田舎的な
森を選ばざるを得なかったんですけどね。

③終盤のストーリー
ここで食いつく人と
ドッチラケになる人と、はっきり分かれると思います。

わたしは“食いつき”派でした。
そのシーンまで、両親の離婚を
受け止めるには幼すぎる年齢なのに
リアリティ性が強すぎましたから、
観客を和ませる意味でもアリじゃないでしょうか。

☆彡     ☆彡

見所はあるのですが、
ストーリーに起伏がありませんので、
左前と右後から音響の良い映画館なみに
重低音のきいたイビキが聞えてきました。
でも、こればっかりは仕方のない気がします(苦笑)

わたしも一瞬睡魔に襲われかけましたが
それなりに作品の世界を楽しめましたので、
それなりの評価で★★★☆☆とさせていただきます。
Hnmposskixg
Hnmposskixg
「不完全なふたり」「パリ・ジュテーム」など親仏監督として知られる諏訪敦彦と、「愛のあとに」「イヴォンヌの香り」などで活躍するフランスの俳優、イポリット・ジラルドが共同監督を務める作品。珍しい組み合わせだと思うが、この2人は諏訪監督が撮った「パリ・ジュデーム」の一編で監督&俳優として出会っている。

子供が家出をするという話はよくあるけど、この映画の秀逸しているところは、子供が大人の都合よい解釈で描かれていないことだと思う。実に子供らしい子供が登場するし、実に子供のような振る舞いをする大人も登場する。でも、大人なんてそんなものだと思う。

マイク・リーのようだけど、諏訪監督は脚本に台詞を書かないそうだ。脚本の仕事を投げていると言われちゃうかもしれないけど、きちんと自分で監督してるんだからいいんじゃないかな? 素人をユキ役に抜擢したのは正解だと思う。