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空気人形評論(20)
「私の少女」の主役:女性警察官の時より更に若く可愛くお気に入り、
監督:是枝裕和氏
漫画やアニメなどではアンドロイドを題材にしますが
こちらは空気人形ということでR15
とちょっとエッチィ滑り出し、
しかしそこは流石の是枝監督、
静かに切ない物語と相成りました。
脚も手も真っ直ぐで、おにんぎょさんみたいだった。
音楽も温かくって良かった。
おじいさんとの会話や、オデコに手をあてるシーンも、ジンワリと心に染みた。
ただ、いくにんかの老若男女の日々のひとこまが描かれたけれども、
この人々の心が良く解らなかったなぁ…。
あとね、ラストが好きじゃないかな…。
心を持ってから、いろいろ心の動きを学んで吸収していたのに、
やったらダメなことって判らなかったの?
それとも、相手も同じ事を望むと思ったの?
ちょっと怖かったよ…。
心をもった人形・・・
監督とか役者さんとかではなく人形への視点で
見ている
人形者としては凄く切ない物語ですね~♪
沢山可愛がれば表情が変わってくる(そう見える)
なにも言えない・しゃべれないけど
心はあるとおもって日々接してます。
結果、最後までストーリーや空気人形が思ってる事は、凄い考えさせられるし、面白かった!
だが、序盤のこれが分かってこれが分からんのかい!が凄い心の中でモヤモヤしてます笑
終わった後は、この映画について、自分の中で振り返る映画になりました。
官能ファンタジーくらいで軽くまとめられてしまいそうですが、決してそんなことはありません。
まず、空気人形を演じたペ・ドゥナさん素晴らしかった。
見るたびに印象が変わる気がします。
最初は人形を人間にやらせようなんて、いくらなんでも無茶だと思いましたが、いざ観て見ると本当に人形のようで。
また、少しずつ成長していくと人間らしくも見えてきます。
日本語もすごくお上手で、とにかく凄いとしか言いようがありませんでした。
男性の性処理の代用品として生まれた彼女が街を練り歩く様子や言動はまるで幼児のようです。
前半はそんな感じで不思議な雰囲気でした。
後半は心を持ってしまったことによる葛藤、そして皆何かしらを抱えて生きているという少し重い内容でしたが、人形視点はかなり斬新で考えさせられるものがありました。
結構ラストは衝撃的です。
彼女が「空っぽ」のものを集めたり、影が透けてしまっている描写はとても良かったです。
是枝色は少し薄いですが、まさにある視点。
不思議な世界観で豪華キャストと共に人間を見つめ直せるそんな作品でした。
一点だけ
物語序盤、初めて外へ出てしまい、レンタルビデオ屋へ行き着くシーン。
あそこはその後帰宅したのでしょうか?
レンタルビデオ屋でのカットのすぐ後に、板尾創路さんが車椅子に乗せて走っているカットだったので、やや混乱。