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Disney\'s クリスマス・キャロル評論(20)
クリスマスとっくに過ぎたのに見てみましたが、ダークな部分も笑いも兼ね備えたいい映画でした。
スクルージの、「金は墓場まで持って行けんからな」というセリフに、金より心が大切だと改めて気付かされました。
改心したスクルージのはしゃぎようがとてもかわいく、その後のシーンでは人間の理想像がかいま見えた気がします。
映像がとてもきれいだっただけに、3Dで見られなかったのは残念でした。
今回の題材は、“クリスマス・キャロル”。もう何度映像化されたか分からない“王道”だ。
しかし、その“王道”が、パフォーマンス・キャプチャーによって実にイマジネーション豊かに表現されている。(スクルージが精霊と共に飛行するシーンなど)
それだけでも何度も映像化されているこの物語を蘇らした価値はあるだろう。
その技術の進歩には驚かされる。
ストーリーについてはもはや語る必要は無いだろう。
でも見てて思ったのは、人との交流、温かい心など、今でも身に染み入るという事。
何度も何度も伝えられているにも関わらず。
いや、何度も何度も伝えられているからだろう。
きっとこの物語は、これからも姿形を変え、語り継がれていくのだろう。
思った以上に、良かった~!
アニメなのに、人物の目、肌や髪の毛の感じがリアルで感心してしまいました。
アニメなので子供のためのものかと思いきや、大人のための映画です。
恋人同士がラブラブしながら見る映画では無いですね。
いやぁ、23日に見に行ったので、胸にズーンときました。
おかげさまで、24日のクリスマスイブには教会のクリスマスミサに行って募金をしてきました。
「地獄に落とさないでねぇ~」と祈りながら(笑)
こういう映画をクリスマスに流すの、すごく良いことです。
そうそう、本来のクリスマスはこういうことなんです。
ただ、日本のクリスマスはプレゼントをもらって美味しいものを食べる日になっているので、
悲しいかな、あまり共感できないのかも。
アメリカでは、震災や大津波で災害があると、ハリウッド俳優の方々が競い合って大金を募金しますよね。
おそらく、クリスマスキャロルの精神が行き届いているからこそできる尊い行動だと思います。
見終わってからの満足度が高い、素晴らしい映画でした。
ただ3Dの絵、とくに風景はとてもキレイでした。
街を飛ぶシーンとかは、一緒に飛んでる気分になれるくらい、物語に吸い込まれていった。