ソラニン劇情
累計70万部を突破した浅野いにおの人気コミックを、宮崎あおい主演で映画化した青春ドラマ。音楽で成功する夢を諦めきれずにフリーター生活を送る彼氏・種田と暮らす芽衣子は、OL2年目で突然会社を辞めてしまう。不安定な生活を2人で支え合いながら、種田は「ソラニン」という曲を書き上げ、レコード会社に持ち込むが……。共演に高良健吾、桐谷健太、ロックバンド「サンボマスター」の近藤洋一ほか。監督は多数のミュージックビデオを手掛け、本作が長編劇映画デビューとなる三木孝浩。
ソラニン劇照
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ソラニン評論(20)
宮崎あおい、かっこいいよ。
映画 #ソラニン (2010年)鑑賞
今さらながらソラニンを見た。
原作を読んだのはかなり前だったけど、主演の #宮崎あおい は原作にイメージに近いかな。ただ、あの原作の世界観は映像化には向いてないかも。
#サンボマスター の #近藤洋一 は良かったね。もちろん、歌もよかったです。
とにかくラストの宮崎あおい歌はあいみょんよりはるかに良かった。
それだけでも観る価値あり。
途中のエピソードは私的には退屈でした。
いにお先生の作品は周知の事実ですが暗くて不思議、後味が悪めでいわゆる「鬱」漫画と呼ばれるものが多く、私もその中の一つ「おやすみプンプン」から入ったものです。
今回ソラニンを見て、浅野いにお先生の魅力を再思しました。この人、こんな物語もかけるのかって驚愕しました。
そして、映画本編。高良健吾と宮崎あおい、役に本当にピッタリで、演技も上手で、ほんとに東京の隅っこを覗いて見た感じでした。
切ない物語でしたが、最後まであたたかい仲間と共に愛する人の思いを受け継ぐ主人公が本当にかっこよかった。
散りばめられた細かいストーリーが、全て印象的で、余韻たっぷりに楽しめました。
個人的におじいさんが薬局前のカエルの置物に郵便物を入れようとする、あの場面が好きです。思わず泣きました。
本当に素敵な作品です。物語も音楽も配役も最高。
20代に入る前に是非見てもらいたい作品です。