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BOX 袴田事件 命とは評論(13)
罪を犯したのだから同じ目にあえばいいという正義感は、自分が冤罪で死刑判決を受けても良いという事だな。
今現在の袴田巌さんの姿はドキュメンタリー映画でみられるので興味のある方はそちらも是非。
フィクションではないので、ハッピーエンドなどの期待はしない方が良いと思います。しかし、そう遠くない過去でこのような捜査が行われていたこと。また人の一生をこんなにも台無しにしてしまった事実を直視する良い機会になると思います。
過ちを認められぬ権力、そしてそれにおもねる犬ども。袴田氏の人生は潰されました。そして今また回復しかけた名誉まで踏みにじられようとしています。最高裁が正しい判断をしてくれることを祈るばかりです。
それにしても当時の警察の横暴ぶりは完全に犯罪です。過激な拷問は当たり前、証拠の捏造は朝飯前。罰せられるべきはこいつらです。
類似の事件は狭山事件他まだまだあります。冤罪のまま死刑執行されたとおぼしき事件まであります。
本作を観て改めて怒りがこみ上げてきます。しかし自分の生活が奪われるとしたら、私も犬に成り下がるかもしれない。現実に何もできぬことお許しください。本作を観てこんなことがあるんだと世間に広まって欲しい。しかし現実はもっともっと悲惨です。
今日は米朝首脳会談が行われた歴史的な日、拉致問題等でも過ちを認める正義が行われることを信じたいものです。
反対しているのに死刑判決文を書かねばならない熊本。自らが死刑を宣告したような扱いとなり、自責の念にとらわれ、辞職する。味噌樽の底に1年漬かっていた衣類がどう変化するか、小刀で30数箇所刺すと刃がどうなるか、逃走時の閂・・・自ら無罪を証明するかのように奮闘する姿は感動的だ。「人を裁くということは、同時に自分も人に裁かれている」と裁判官の苦悩を学生に教え、自らは殺人犯と同じ心境になる。
ネットで調べると、この裁判と熊本については全て事実のようだ。司法試験を主席で突破するほどの優秀な人間がここまで捨て身になれるのか。単なる美談では済ますことができない男の生き様を感じるのだ。
惜しいのは、もっと熊本中心の映画にしてもよいのではないか?ということ。それでも満点つけましたが。
平成26年10月から起訴されて裁判が始まり、第一審で勝訴、控訴され第二審で敗訴、最高裁まで戦いましたが平成30年7月19日棄却されたと弁護士から連絡が入りました。
原告の本人証言のデタラメな回答、複数コピーされただけの子どもらの陳述書、恐喝、脅迫、警察官、暴行、全てなかったことにされました。
裁判官は何を見ているのか・・・見ていないのか?
裁判はなんのためにあるのか?
冤罪が生まれる意味を身をもって知らされました。
裁判では何も見てくれない。
これから裁判を起こす方、考えてる方、もう一度考え直して本当に勝てる裁判か見直した方がいいです。
正義は必ず勝つ〜なんて事はありません。
裁判は意味のない物だと痛感しました。
本当に悔しいです。
最高裁棄却の連絡を受けて気持ちのやり場がなく、この作品を思い出しました。