黒木華と柄本佑が演じる漫画家夫婦の虚実が交錯する心理戦を描いたドラマ。漫画家・佐和子の新作漫画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」。そこには、自分たちとよく似た夫婦の姿が描かれ、さらに佐和子の夫・俊夫と編集者・千佳の不倫現場がリアルに描かれていた。やがて物語は、佐和子と自動車教習所の先生との淡い恋へと急展開する。この漫画は完全な創作なのか、ただの妄想なのか、それとも夫に対する佐和子からの復讐なのか。現実そっくりの不倫漫画を読み進めていく中で、恐怖と嫉妬に震える俊夫は、現実と漫画の境界が曖昧になっていく。佐和子役を黒木、俊夫役を柄本が演じ、金子大地、奈緒、風吹ジュンらが顔をそろえる。監督は「ANIMAを撃て!」「いたくてもいたくても」の堀江貴大。オリジナル企画のコンテスト「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2018」の準グランプリ受賞作品の映画化。
先生、私の隣に座っていただけませんか?評論(20)
気づかれていると気づくまでの30分が長かった。
漫画が出てきてからは面白くなってきて、二重の意味を持たせている台詞が多く、俳優さんたちも上手い(好き嫌いは別)。
編集担当者と自動車学校の教官が、夕食はともかく泊まっていくなんてありえない。
夫婦の関係性(先生と元アシスタント?)が描かれておれば、最後のタイトルにもなっている台詞がもっといきていたのではないかな。
面白くないことはなかったけど、所詮は夫婦の問題。ラストの爽快感もそれほどでもなかった。うーん、明日には忘れてるかな。
愛なのか、それゆえの復讐なのか、もう愛がないのか、ラストは残酷。
え〜っ!想像を遥かに上回る展開。
まず、旦那も漫画家だった事。2人ともクリエイターって事は、ある程度、妻の行動を想像できるに違いないと思うよね。
で、予告編どおり妻が不倫漫画を描き始めるんだけど、それは、旦那じゃなくて自分の不倫話。その辺りから、漫画の話と現実がごっちゃごっちゃに。さっき観たシーンが漫画のネームに描かれていたり、ネームに描かれている事が映像になったり。もう、旦那の不倫すらウソだったのかと思っちゃうくらいだ。
自分は男なので、どうしても旦那目線になってしまい、妻に踊らされてずっとハラハラドキドキ。君と別れるつもりはないんだから、浮気くらい許してよ。って気持ちだ。
最後も、え?なにそれ?俺も旦那と全く同じリアクションだったわ。
めっちゃ面白かった。
風吹ジュンもエロいので親子でエロかった
教習所のアクセル踏むシーン、疑似S○Xだし
よくできた構成で2時間充分楽しめる映画
はっはっはっー、面白い!
絶妙!
単純な不倫夫への妻の復讐劇ではなく、愉快で滑稽な新しい不倫の邦画に仕上がっていました。
さわちゃんは、漫画を介してとしおをコントロールし、不倫への復讐と漫画の連載という大仕事を成し遂げました。
仕事をこなすこと、夫を奮い立たせること、更には自分自身のプライベートを充実させること。
女性として尊敬の念を抱きます。
まさに私の心が動きました。