シモキタブレイザー
プロット
日本
02月16日 台灣上映
りりィ 私は泣いています
プロット
日本
02月16日 台灣上映
マッチング
プロット
日本
02月23日 台灣上映
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プロット
日本
02月23日 台灣上映
ジャン=リュック・ゴダール 遺言 奇妙な戦争
プロット
フランス・スイス合作
02月23日 台灣上映
あとがき
プロット
日本
03月01日 台灣上映
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劇場版 アーヤと魔女評論(20)
アニメの緩急とかを理解してない、こういう映画もいいよねって言う人も中にはいるのかもだけど、相当心の優しいお方々ですね。わたしからしたら真顔の80分で、子ども用の10分アニメとかにすれば良いと思う。
正直見に行く前は、あまり評判が良くなさそうでしたし、ジブリらしい絵のタッチでもありませんでしたし、期待せず見に行きました。
①アニメーションとして面白いです。愉快痛快。ワクワクときめき(恋愛とかではなく)!って感じでした。ある種トムジェリ?
②ジブリ作品とは別物のように感じますが、端々にジブリ作品を感じる技法や表情が用いられてると感じ、嬉しくなりました。大釜嬉しかったです。
③でもこれは宮崎駿さんの作品ではなく、宮崎吾郎さんのジブリ作品で、新しい素敵な風を感じました。
④音楽も素敵でした。OPもEDも、とても素敵です。OPで示されるポップさが、映画の方向性を示してくれるので、80分という短いアニメーションの中でも解釈しやすいと思います。EDの手書きのイラストもキャラクターの表情もとても素敵で、このタッチの絵本もほしい〜と思いました。
⑤アーヤ視点の一部を切り取って描かれてますので、ちゃんと設定として決められてる部分を読み取りきれないことも多いのかなと思います。
何故カタコトなのかとか?何故追われてるのか?あのあとどうなるの?とか、2人の過去は?とか、実は気づいてた?とか。
続編とか過去編とか気になる!!!!続き待望!!!!!
⑥意地悪なようで意地悪でなく、性悪ガキのようでそうでない。やっぱり根は優しいし、良い人達、というキャラクターの魅力がとても素敵でした。
根っからの悪役がいなくて、監督の人への解釈って素敵なんだろうなと思いました。
抑圧されて主体性のない子供ではなくて、自分でしっかりと考えて意見を持って周りの大人たちに可愛がられるように立ち回る、子供若者が生きていく上で必要な愛嬌やある種狡賢い立ち回りができる。
キャラクターの成長も1周して元に戻ったかのように思いますけど、螺旋階段を一段くらい上がるくらいの成長感が好きでした。
私は監督宮崎ごろうと企画宮崎はやおでとても期待していました。なので、事前準備せずに真っ白の状態で見に行きました。
結論を言うと、これに1500円の価値はないな。映画館で観る必要がない作品だと感じました。まず、アーヤと魔女のはじめ書きをします。アーヤと言う子供が魔女である母親が、魔女の12人に追われているので「必ず引き取りに来ます」とメモを残して孤児院に預けます。そこから、里親に引き取られて自分の幸せを掴んでいく。大分、ざっくりとですがこのような流れです。
前者の理由は、あまりにも子供向けであることです。アーヤと言う子は個としての意識がしっかりとしています。その為、自分のしたいこと=幸せなことを何が何でも叶えようと努力します。孤児院を私物化し最終的に里親でも自分の思い通りに操ってしまいます。何で出来たのかと言うとアーヤがコミュニケーションが上手いからだとそのまま観ると思ってしまいがちですが、アーヤの真名は「あやつる」です。つまり、ハウルの動く城のソフィのように相手に魔法をかけて操っていたのです。更に拍車をかけて面白くなかったのは、単純構造なのですよね。視点がアーヤと母親しかないので、非常に分かりやすいのですがアーヤの感情が少なく見えてしまうし、物語的にも飽きてしまう。こう「おちが見えた」状態です。ですので、今までのスタジオジブリをイメージをして観ると肩透かしを食らいます。ただ、今までと違いミュージカル風で、ポップの形で非常に見易いと思いました。
後者は、映画館で見てもタブレットで見ても変わらない演出しかないのです。簡単に言うと、映画館特有の一時間半じっくりと映画だけを観るので物凄い没入感がないといけないのです。しかし、前者の理由も合わさって没入することが出来ない。それでは、映画館に来た意味がないのです。
これもNHKの影響かと思いましたが、宮崎はやおさんが関わっていたので私としては嬉しかったです。
じゃあジブリっぽさって?ってなるとそれはファンタジーと現実の間の世界だと思う。あとジブリっぽい感情の表現。この二つが3Dでも伝わってきたと思う。見ていてワクワクしたし、物語の謎に惹かれ先が気になった。
でもそのあといきなり梯子を外された気分になった。多分だけど、この映画はこれで完成しているって事なんだと思う。アリエッティと一緒なんだと思う。あとはこっちで想像する部分をくれたんだと思う。まぁ、それにしても映画としての山場が弱いのは否めないけどね。
人には勧めたくない映画でした。