カー・ウォッシュ
プロット
アメリカ
09月17日 1977 台灣上映
ザ・カー
プロット
アメリカ
08月13日 1977 台灣上映
ユーズド・カー
プロット
アメリカ
11月22日 1980 台灣上映
クレイジー・ドライブ
プロット
アメリカ
01月01日 1900 台灣上映
人生ドライブ
プロット
日本
05月21日 2022 台灣上映
バッド・デイ・ドライブ
プロット
イギリス・アメリカ・フランス合作
12月01日 2023 台灣上映
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ドライブ・マイ・カー評論(20)
私は初期の作品のフアンなので、後の作品はすべて読んでいるわけではないけど、この小説はたぶん読んでいないと思う。
なので、どこが原作でどこが演出なのか全く分からなかったです。
村上春樹が原作でなくてもとても興味深い映画でした。
ただいくつか説明的すぎるシーンが見られて、それゆえ3時間になったのか?とも感じたけど、3時間を感じさせない展開だったと思いますが、村上作品ならもう少し想像の余地を残しておいて欲しかったかな。
普遍的なテーマであり、現代の日本においてはさらに身近に感じるテーマであると。
初めから何度か刺激的なシーンが続き、どうなるのかな~と危惧していましたが、それは必要なシーンだと、後になって納得してみたり。
演劇と絡めた脚本は新鮮で面白かったです。
やっぱり名作って奥が深いな~とあらためて舞台を観に行きたくなりました。
西島さんと岡田君は相変わらずだったかな。
女優さんたちが、とても良かったです。
カンヌ、179分と知ってためらいがあったが、西島秀俊の演技、、三浦透子の存在感、パク・ユリムの手話は秀逸。
これから深まる秋にふさわしい映画だと思いました。
最近、立て続けに娯楽映画を鑑賞していたのでより新鮮に感じました。。「ブラックウィドウ」「フリーガイ」「スペースプレイヤーズ」「チャンシー」「竜とそばかすの姫」ときてドライブマイカー。
観客層が全然違いました。自分を含めてお一人様のおじさま、おばさまが多かったです。見終えてからkindleで原作を読もうとあらかじめ買っておき、短編のはずだけどどこまでが原作なのか想像しながら鑑賞していましたが全体的に雰囲気が村上春樹っぽく見定めることができませんでした。3時間は長いなーと思いつつ、冒頭30分ほどで「あれ?これまだアバンタイトル?」と思った直後にほんとに「(主演)西島秀俊」と文字が出てきてそりゃ長いよねと納得。しかし、綺麗な景色と落ち着いた演技、先の読めない展開で意外にも娯楽作品にもなっているなーと感心。終わってみればあっという間でした。
見終わってしばらくして、そういえばこの俳優さん「ゼロの焦点」では秘密を持ったまま冒頭に消える役立ったけど今度は真逆で秘密を追う側になっているなーと思って妙に納得してしまいました。
小説が非常に人気があるので、何度も読もうとしてみたけれど、長編は全部挫折。短編のものはなんとか読み通したけど、どれも受け入れられなかった。かえるくんとかパン屋とかTVピープルなど、そのうちに面白くなるんじゃないかと我慢して読んだんだけどねぇ。どこに人気の秘密があるんだ?結論、私には村上春樹の小説は理解できない、少しも面白くない。で、この映画も原作が村上だと知ってたら、観てなかったと思う。観たかった脱力系コメディ映画の終了時間とこの映画の開始時間がたまたま合ってたので、それを知らずに鑑賞することに。
しかし、この映画は非常に面白い、でも途中からね。広島に行くところで出演者名が出てきてからあとね。それ以前の音とのやり取りは面倒くさいだけで、何の面白さも感じず。必要な場面だったことは後半でわかってくるけど、本当に退屈だった。また、浮気に対して黙って引き下がったのも納得できず、モヤモヤ爆発。で、車の疾走をバックにしたあの演者名出現の時には、エエっ、これで終わり?何という映画だと怒り心頭に発しそうになったけど、映画は続いてた。なんとかそのまま観てると、これがどんどん映画に引き込まれていく。ワケのありそうな運転手、おかしなオーディション、外国語で演じる役者、手話でコミニュケーションをとらなきゃならない役者まで。また、ワーニャ役は唯一まともそうだったのに・・・。どういう話の運びになるのか全く見当がつかなかったけれど、徐々に映画館の椅子から前のめりになるほど。
面白い、本当に面白い。ただ、運転手の故郷へ行くのは良いけど、でもそこで抱き合ってしまったのは、擬制親子として?もしくは互いへの同情?それともこれら以外の感情?わからないままで、私には消化不良。んで、突然の韓国シーンになって、家福はどこに?買い物を済ませた運転手の向かう先で待っているのか?でも、その理解不能な最後もなんとなく受け入れられたし、何の結論も出てないけど、オチもないけど、不思議と納得。その後、エンドロールで村上春樹原作というのが出て、ああなるほど、最後のわけわからないところが村上春樹の小説の映画化らしいところだわと納得。たぶん、私以外は彼の小説の映画化だと知って観ていたのだろうけど。
観てよかった。本当にそう思う。小説はダメだが、映画は相性が合うのかしらん。ところで、劇中劇の「ゴドーを待ちながら」は私でも聞いたことのある有名な不条理劇だけど、「ワーニャ伯父さん」も不条理劇なのだろうか?だから、実際の舞台ででもあんなバラエティに富んだ配役でやるのかな。
素晴らしい役者さんばかり、そして手話が美しいこと。。
劇中劇が完成されていく過程の細かさ、ドライバーとの距離感、過去。現在。
すべてが嘘がない。。
と、ごまかしは嘘じゃないし、自分の心を溶かしていく、日常は裏切らないのだよね。