元気の神様
プロット
日本
06月13日 1998 台灣上映
Mr.エンジェル 神様の賭け
プロット
アメリカ
08月23日 1991 台灣上映
神様のいるところ
プロット
日本
05月07日 2022 台灣上映
神様のくれた赤ん坊
プロット
日本
12月28日 1979 台灣上映
神様の愛い奴<決定版>
プロット
日本
04月01日 2001 台灣上映
ギャンブルの王様
プロット
フランス
04月30日 1963 台灣上映
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キネマの神様評論(20)
まず、全体的なストーリーはまとまりがない気がしました。どこが?と聞かれるとうまく答えられないのだけど、なんとなくまとまりがないんです。
あと、コロナが出てくるのはがっかりでした。取ってつけたような絡め方も好きじゃないし、そもそも映画にコロナ禍の描写が入ってくるのが個人的に好きじゃなくて。もちろん、コロナを題材にしたものとかだったらいいんですけど、普通の映画ぐらいコロナのこと忘れさせてよ、、と思ってしまいます。特に今作はコロナの描写がなくても十分に描ける内容だし、むしろちょっと浮いてる。
じゃあなんで高評価をつけているのかというと、過去パートが良すぎたからです。本当に、雰囲気が素敵すぎた。
もちろん、もうちょっと撮影所の空気感とかじっくり入れ込まれてる方が面白いんじゃないかな?とかいろいろあるにはあるのだけれど、そんなことどうでもいいぐらいに、素敵なんです。
菅田将暉、野田洋次郎、永野芽郁、北川景子。この4人の醸し出すレトロな空気感がもう最高に良くて、ストーリーの起伏は大きくなくても、ずっと観ていたい...!となりました。むしろ現代パートなしで、若い頃の彼らをもっとじっくり見せてくれても良かったんじゃないか!!というくらい。
それに加えて、エンドロールで流れるうたかた歌がまた最高なんです。ゴウちゃん(菅田将暉)の声で「一度も眼を見て言えたことないけど 僕の何分の一でも君は幸せでいたのかい」なんて歌うんです。たぶんエンドロールでいちばん泣きました。
過去パート目当てだけでも十分に観る価値はあると思います。たぶんそろそろ劇場での上映は終わっちゃうんだけど。間に合う方は是非!
夢を追う人たち。映画を愛する男。
虹をつかむ男や、キネマの天地のように、とても好きなテーマであり、心に沁みる。
映画の持つチカラを、とても真面目な作風で、またしっかりと地に足がついた演出で丁寧に描く。
コロナ禍で作られた本作。山田監督はこのコロナが映画界に与えた影響も、本作に刻み込み、映画人の役目も果たしていると感じる。
1950年代の映画を作る人達の息遣いが良くわかり、小津調の様な撮り方や、台詞の話し方など、心地よく見る事ができる。
また驚きなのは北川景子の素晴らしい演技。当時の容姿端麗で可憐な女優を見事に演じ、顔立ちがとても当時の女優とあっていた。
本作は北川景子の女優としての転換期になるに違いない。
【円山郷直(ゴウ):沢田研二、円山淑子:宮本信子、円山歩:寺島しのぶ、円山勇太:前田旺志郎】家族は円満では無い。若き日のゴウが初監督した「キネマの神様」脚本を孫・勇太(パソコンオタク、引きこもり?)が見つけ二人で「木戸賞(脚本)」応募に挑戦シーンに感銘。寺林新太郎(テラシン):小林稔侍の変わらぬ友情に乾杯!授賞式で代理挨拶を読み上げる円山歩:寺島しのぶ、ゴウが妻の円山淑子:宮本信子への感謝の言葉に感涙。山田洋次監督の人間愛溢れる映画、有り難うございます。エンドロールを見ながらいつも思う、「映画ってこんなに大勢の方々が関わっていらっしゃるのだ、感謝」。感銘したのでパンフレット900円をゲット。映画館で見る映画ってえぇなぁ~!
時間が足りなかったのか、幕の内弁当のようにちょっとずつ色々という脚本になったのが残念。