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ココ・シャネル 時代と闘った女評論(6)
シャネルのストーリーを手っ取り早く知る上ではもってこいの作品だ。特にファッション好きは見て損はない。
20代の頃にシャネルのマトラッセ(チェーンバッグ)に憧れた時期があった。ただ、やはり値段が高い上に、まだ年齢的には似合わないと思って購入には至らなかったが、かつての私のように、シャネルのストーリーをよく知らずにシャネルのバッグや洋服などを好んで持っている女性も少なくないのでは?ブランドのストーリーを知ることってとても大切だと改めて思う。
若い頃は“エロス資本”を活用し愛人をしていたココ・シャネルが、自身が歳を重ね富を築くと今度はパトロン側になるというのがなんとも皮肉。平凡で凡庸な私にとって、こんな人生がちょっと羨ましくもあるが、、、。
時代に新たな風を吹き込み、帝国を作り上げ、さらには国家にまで権力を及ぼす“女帝”の並外れたエネルギーと強靭な精神力。そんな彼女が残した多くの名言は現代の女性達のバイブルとなり、伝説となり、彼女は生き続けているんだ。
たけど、私もお友達にはしたくないな笑
短い時間でみっちり「ココ・シャネル」という人を知りたい人にはオススメです。
ココ・シャネルの人生を描いた映画なども観たことはあるけれど
これは、とても率直?な作品になっていると感じた
映画などでは取り上げられるロマンスもあっさりさっぱり
それゆえに、飾りたてられていないココ・シャネルがいるような感じ
人間くさい、というか
それでも、すごい女性だな、というのは変わらずにある
そして、そばにいたら、友達にはなれないなというのも
いろいろ強烈な人だから
でも、それだからこそ、名を残す存在になったのだろうけれど
それにしても、ラストの方で
流行りを見ながら、時代が変わったと嘆くココが、なんとも人間くさくて笑った
自分こそが、当たり前の価値観を壊しまくって、作品を生みだし、築き上げてきた先駆者なのに
娼婦まがいの描き方とも言える部分があり、出自の貧しさが強調されている。
事実かどうかはわからないが、故人に対しての描き方としては、善意とは言えない部分がある。
伝説は伝説でいいのだ。出自を細々と暴いても、それすら事実かどうかはわからない。
今も、世界で愛されるシャネルスーツをつくり、香水をつくり、イミテーションのアクセサリーをつくり、女性のファッションを開放した。
そんなシャネル像でいいのだ。
人には知らなくてもいいことがある。天下国家に関係しているのなら、話は別だが、こと個人に関しては、すべて事実を伝えればいいというものではない。
この映画には、美しさが欠けている。過去を描きたいのであれば、美を創造したことも描かなくてはならない。
CHANELは、今も世界中の人達に愛されている。それは誰にも否定することはできない事実なのだ。
シャネルのドキュメンタリーを観るのは初めてなので、あまりに内容が衝撃的すぎて55分ずっと興奮と感嘆が止まらなかった。
成り上がりもすさまじいが、ファッションだけにとどまらず、芸術そのものに影響を与え、国政まで揺るがす。シャネルの関係者として出てくる登場人物が、歴史の教科書にことごとくみんなのっているというか。
女性の自由解放というレベルをはるかに超えた世界。なんとカッコイイ女性なんだろう。
え!?
は?
と何度も驚嘆の事実が明らかになるが、55分しかないので、さらさらさらさらどんどん情報が流れていく。処理しきれない情報量。
シャネルの人生を55分で語ると言うのは無理。
ぜひ、2時間とか3時間かけて、じっくりと観てみたいと思った。シャネルの人生の情報量は、大河ドラマの回数でも全く飽きないくらいだろう。
ただ、シャネルをよく知らず、興味を持つというだけなら、私のようにこの上ない55分になるだろう。すごく楽しめた。