「バベル」「21グラム」など、シリアスな人間ドラマで高い評価を得ているメキシコのアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督がダークファタジーに挑戦。第87回アカデミー賞では同年度最多タイの9部門でノミネートされ、作品賞、監督賞を含む4部門を受賞した。「バードマン」というヒーロー映画で一世を風靡した俳優が再起をかけてブロードウェイの舞台に挑む姿を、「バットマン」のマイケル・キートン主演で描いた。かつてスーパーヒーロー映画「バードマン」で世界的な人気を博しながらも、現在は失意の底にいる俳優リーガン・トムソンは、復活をかけたブロードウェイの舞台に挑むことに。レイモンド・カーバーの「愛について語るときに我々の語ること」を自ら脚色し、演出も主演も兼ねて一世一代の大舞台にのぞもうとした矢先、出演俳優が大怪我をして降板。代役に実力派俳優マイク・シャイナーを迎えるが、マイクの才能に脅かされたリーガンは、次第に精神的に追い詰められていく。
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)評論(20)
退屈でした。。
大きく一息飲み込んだら吐き出す暇を貰えず走りきらされてしまう。
主観映像の作品で良く感じますが、シーンの繋ぎ方の工夫だとか。
良くも悪くも疾走感によって成立してる脚本でしょう。普通のテンポだとモヤモヤとしたおっさんにウウン?となる回りの面倒くささに胸焼けしそうです。
映像・音楽に関しては素晴らしい。色彩が豊かでキラキラしたニューヨークがとても気に入った。音楽もbgmのドラムが心地よい。