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メイクルーム評論(3)
固定カメラの長回しやカット割りも、効果的とは決して言えない。
役者の演技も巧くはない。
粗削りと言うより、まだまだ未熟な作品です。
でも、なんか許せちゃう映画です。
スタッフもキャストも、良い映画にしようとみんな一所懸命だ。その心意気が伝わってくる。
良作なんて、とても言えない作品です。
映画館で観てくださいと、お勧めできる映画でもありません。
だけど、私はこの作品が好きです。
前半4分の1くらいまでは登場人物も少なく、展開も遅く密度の薄い感じでやや退屈だったが、役者がそろってからの展開は荒削りではあるがエネルギーがあっていい感じだった。
題名どおりメイクルームから一歩も出ずにドラマが展開するあたり、なるほどこれは舞台ではメイクルームのセットがバーンとあって、それを中心に役者が出たり入ったりしてドラマが進んでいったのだなあと思わせ、映画の文法で見せるのか、それとも舞台をそのまま映像化するのか、迷いがあるように感じた。
うーーーーーん………
学生の自主制作かな?って感じですね
なんていうかぐだぐだだしびみょー……
この手(ワンシチュエーションコメディ)の低予算映画って、脚本か役者の芝居のどちらかが面白くないと観れない(逆に言うとどっちか良ければ面白く観られる)んですけど、この作品は両方微妙。
コメディなのに脚本のギャグが弱い
&役者の演技が下手
ところどころウケを狙いに来た箇所があったのに、役者側がまったくそれを活かせてないような気がします
テーマは皆興味があるものだと思うし、脚本は地味ながら纏まってるような気もするので、テンポのいいかなーり上手な芝居をする役者がいれば、演劇なら面白いのかもしれません
ただ映像作品として見せるにはそもそも向いていない作品なのではないでしょうか