レジェンド・オブ・ドラゴン　鉄仮面と龍の秘宝

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amazon.comではすでにプライムビデオでVOD配信されていて、レビューの投稿で思わず、なるほどと思えるレビュー・タイトルがあったので載せてみました。
Run like hell away from this garbage．．．　なんてね？　その人が言うにはこの映画のことを「絶対ゴミ。あなたが共産党で昇進することを望まない限り、避けてください。ジャッキーとアーノルドがこの映画に彼らの名前を連ねたなんて信じられない。」またこの人は次のようにも言っていた。「お粗末な吹き替えに、サウンドのミキシングがゲロゲロ」とか「主なプロットはアクション映画でしかなく、ラストは統合失調症の歩調合せになっている。」．．．　ピンポ～ン⁉　おっしゃる通り！

それは、ロシア・中国・アメリカ合作なので実際には3か国語で撮影された本作．．．　ダビングの "dub" や口パクを意味する "lip sync " (リップ・シンク)、いわゆる吹き替えに関しては、ジャッキーとシュワちゃんは、別に問題がなかったけれども魔女ウィッチや王女チェン・ランを演じた中国系の俳優さんのセリフと唇の動きのシンクロ具合が最悪なものになっていた。それと一部音声が小さくて聞こえないところもあったので．．．

ジャッキーとシュワちゃんの夢の競演！！　シュワちゃん演じるジェームズ・フック監獄長と老師のジャッキー・チェンとの多段の塔をなす監獄を舞台にした格闘シーンがこの映画のメインと言えて、二人の初となるファイト場面を見るだけでもファンとしたら見る価値はあるものとなっている。後は中国武侠・ファンタジー映画なので、そのテイストが好きならワイヤーアクションを織り交ぜたジッピーな格闘シーンの連続なのでかなり楽しめるものとなっている。

本作は『レジェンド・オブ・ヴィー　妖怪村と秘密の棺』の続編と言われているけど、そんなの全然関係がないリブート・フィルムになっていて前作と呼ばれる『レジェンド・・・』はウクライナ人の文豪ゴーゴリの中編怪奇小説『『Вий』（ヴィイ）』をベースにしたもので、その名の通り1967年のロシア映画『Вий(妖婆・死棺の呪い )』と同じウクライナの民話に基づいたオカルト・ホラー・フィルムであるのに対して、本作はカンフー・アクション・冒険ファンタジー映画と言える映画製作がされた別物となっている．．．　解説を信じて雰囲気に害されないようにご注意を

この世に存在しない妖精や生き物の中国独自の描き方はどうも個人的には受け入れられないけれどもラストの王女チェン・ランと彼女に化けた3人との四つ巴の格闘シーンは、結構見れるし、大掛かりなセットとその背景をCGで描いたコントラストは過去の中国ファンタジー・フィルムよりもマッチしている。
最初、少年に扮していた王女チェン・ランを演じたヤオ・シントンさんの実年齢を知ると、少年とのギャップ感にこの人の若さの秘訣は一体全体、何を食っとんじゃ～ぁと思うぐらいでした。

何も考えずにボ～ッと見る分にはとても面白い映画でしたとさ．．．
"I'll be back" 　　　失礼いたしました　(🎀ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾