イタリアの作家パオロ・コニェッティの世界的ベストセラー小説を映画化し、2022年・第75回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した大人の青春映画。北イタリア、モンテ・ローザ山麓の小さな村。山を愛する両親と休暇を過ごしに来た都会育ちの繊細な少年ピエトロは、同じ年の牛飼いの少年ブルーノと出会い、一緒に大自然の中を駆け巡る中で親交を深めていく。しかし思春期に突入したピエトロは父に反抗し、家族や山と距離を置いてしまう。時は流れ、父の悲報を受けて村を訪れたピエトロは、ブルーノと再会を果たす。「マーティン・エデン」のルカ・マリネッリが主人公ピエトロ、「ザ・プレイス
運命の交差点」のアレッサンドロ・ボルギが親友ブルーノを演じた。メガホンをとったのは「ビューティフル・ボーイ」で知られるベルギーの俊英フェリックス・バン・ヒュルーニンゲンと、「オーバー・ザ・ブルースカイ」などで脚本も務める俳優のシャルロッテ・ファンデルメールシュ。実生活で夫婦でもある2人が共同で監督・脚本を務めた。
帰れない山評論(12)
GWの心の余裕がなければ、発狂していたと思う。土日の2日しかない中で鑑賞してたら時間の無駄さに怒り狂っていたかもしれない。
物語も本当にたいしたことない。ただただ美しい自然のシーンはてんこもりだから、その辺のヒーリング効果はあるかもしれない。
150分近くもあるが、内容のある部分で描くならば60分くらいの映画だと思うし、60分くらいで終わってほしい内容。残りの90分近くは修行のようだった。
くだらないのではない。ただただ本当にのろくてつまらない。6時間くらいは映画を観ていた気になった。