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007 ゴールデンアイ評論(20)
やっぱり裏切者がよく似合うショーン・ビーン。なんとコサックの息子だったんですね!あのとき6分を3分に変えやがって・・・と、復讐要素も満載。また、強敵のファムケ・ヤンセンは男をベッドで殺す恐ろしい女だ。同じく裏切り者のアラン・カミングもいいキャラしてる。
冷戦終結後のボンド作品だけあって、設定にも苦労のあとが見られるのですが、国の対立がどうなってるのかさっぱりわからない。中盤で中だるみがあるものの、ロシアでのカーチェイスシーンが凄い。なんたって新ボンドのブロスナンが戦車でロシア内を走り回る。町中を破壊しまくり、ドリフトも決めてくれるのだ。それにモアイ像みたいな重々しい列車を戦車砲で破壊!ワクワクドキドキ・・・
シリーズ17作目。5代目ボンド始動作。シリーズの一新を意図して作られておりド派手な演出は観ていて楽しい。ゲームの印象も強く自分にとっての007はこの作品です。
90年代初のボンド作品が出来た背景には東西冷戦終結により相次ぐ社会主義国が解体され軍事兵器の横流しや犯罪組織によるテロ等が起き始めている中での過去の遺物とも言えるスパイがどう活躍するかがありそれがプロスナンボンドになり上手く反映されていた。
今作のボンドのイメージはハードかつウィットな会話を嗜むボンド像になっておりコネリーもムーアもプロスナンボンドには絶賛していたそうである。
プロスナンに変わりアクションや銃撃戦がそれまでのボンド映画より派手になり街中で戦車で追いかけ回し敵から鹵獲した銃器も撃ちまくり弾が無くなれば躊躇なく捨て更に鹵獲しまた撃つという目立たないスパイとしてのマニュアルを無視して行動をする。
そんなボンドをサポートするMも初の女性を起用し、Qの秘密兵器もしっかりと活用しているがこの時ボンド御用達のアストンマーチンはプライベート用で公務にはBMWが使用されていたりと本来のイメージにはない路線で製作されていたが結果的にはプロスナン演じるボンドには合っていた。
当時は強すぎるエンタメ感に、オモチャめいた印象が強くピンと来なかった。
今見るとそれもこれも文脈だなぁと思えている。
なので「空気を読む」感覚で、こうした路線なのだと思えばハチャメチャの豪快さが
一点突破で秀逸だった。
初見時は若かったせいで社会情勢に関心なく、
ソ連崩壊後のロシアロケも今振り返るとなかなか目玉映像、
かなりの冒険だったのではと感じられる。
(しかも戦車で爆走だし)
006に、ダニエルグレイグ版でのブロフェルドやシルヴァ、
顔の傷などサフィンの元ネタが詰まっているように感じた。
一見ハチャメチャも、彼との因縁のやり取りがあるせいでピリリ、締まっていい。
そして何より「カジノロワイヤル」と同じマーティン・キャンベルがメガホンを取っているということに、これほどテイストの違うものを撮っていたんだと驚く。
だから、いずれも今回はこういう路線で、という文脈の中で監督は全力を投じているんだなぁとしか思えない。
また二十五年前のコンピューター界隈がとても懐かしく、
ネットが電話回線を使っているというのは今やもうあり得ないだけに時代を感じた。
しかしながら兵器として登場する、衛星からの電磁パルス攻撃は今でも通用しそうで先見の明か、とうなずいてみたり。
時代と言えば、本作よりジュディ・ティンチがMに。
女性の扱いへの言及がこの頃から出始めている。
敵キャラにもかなりエキセントリックな女性が配置されており、
「強い女」をどう登場させるかの試行錯誤はここから始まったのだな、
と振り返った。
(え、確率するまでトータル二十年くらいかかっていたという事か)
006としてショーン・ビーン、新Mはジュディ・デンチ、ボンドガールはポーランド美女イザベラ・スコルプコとオランダ美女ファムケ・ヤンセン。
音楽はエリック・セラ、主題歌はティナ・ターナー。
雰囲気ががらりと変わり、スパイアクション映画として面白く、特に戦車で街中を走るシーンはとても楽しい。