マッチング
プロット
日本
02月23日 台灣上映
ハンテッド 狩られる夜
プロット
アメリカ・フランス合作
02月23日 台灣上映
あとがき
プロット
日本
03月01日 台灣上映
コットンテール
プロット
イギリス・日本合作
03月01日 台灣上映
ポラリス 死闘のアイスロード
プロット
カナダ
03月01日 台灣上映
ZOO(1985)
プロット
イギリス
03月02日 台灣上映
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オカルトの森へようこそ THE MOVIE評論(16)
そこは不気味な体験をしたという投稿をしてきた美女、麻里亜の家だった。
家に貼られた大量の貼り紙に謎の印、情緒不安定な麻里亜の言動に2人は困惑するが、暫くすると一行の前に怪異が姿を表し始める。
そんな突如の危機を救ってくれたスーパーボランティア江野祥平、最強イケメン霊能者のナナシも加わり、恐るべき怪異の実体と対峙していくこととなる。
WOWOWの連続ドラマを再編集した劇場版らしい。
白石監督の作品は恥ずかしながらまだ『カルト』しか観れていないが、人気キャラの江野祥平の名前は聞いたことがあったし、『オカルティズム』といういかにも『オカルト』のような映画の名前も出てきていて、観ていないなりにもテンションが上がった。
これまた観ていないが、白石晃士の『アベンジャーズ』。
終始オドオドした頼りがいのない黒石監督、行動力のあるヒロイン市川、美しき重要参考人麻里亜、なんでも銃でぶっ飛ばす最強ボランティア江野祥平、ネオもどき最強霊能者ナナシ。
こんだけクセの強い面々による、クセの強い攻防戦が観れるだけでも最高。
「麻里亜さん、傑作撮りますから…」
「すご〜い♡」
「おっさん邪魔や」
江野さんとナナシがいるだけで無敵感半端ないし、監督はしっかりしろよって感じだし、市川と麻里亜は美しく時々見せる笑顔が素敵だし。
キャラが立ちすぎていてもう楽しすぎる、ワクワクが止まらない。
さらに伊能さんと茶谷さんの登場は予想外すぎて笑ってしまった
「THE END…」
殴りかかりたくなるような結末も好き。
クライマックスであの決断を瞬時に出来る市川助監督の素晴らしさも堪らない。
そして、ナナシの甘い言葉にキュンキュンする。
あまりの興奮と感動に迷わずパンフとTシャツを購入した。
冒頭で流される映像はどうやら劇場限定の『訪問者』という短編らしい。
最初ドラマの再編集だからオムニバス形式で進んでその度にクレジットが入るのかと思っていた。
短編もオドオド黒石とサバサバ市川のコンビが見られたので大満足。
先輩にオススメされたので鑑賞。ドラマ版は見ていません。
中々にオカルトしてました。映画としては不完全かもしれませんが、それでも心くすぐられるものがありました。
良かった点
・キャラクターの個性が強い
白石監督が自ら演じる黒石監督の頼りなさが抜群に出ており、監督と撮影を兼任しながらの出演するという大変な事をやってのけた監督には頭が上がりません。
助監督の市川はとにかく前へ進んでくれるので、物語が停滞しそうな時もガツガツ進んでくれますし、ポルターガイストも流していきますし、監督を置き去りにもしちゃいますし、人を殺す事も条件付きではありますがやってのけますし、とても良いキャラをしていました。
江野さんはとにかく頼もしい。銃で怪物たちを蹴散らしていきますし、お手製の武器を投げまくったり、常に最前線で戦いまくるなど、いつもの宇野さんの役柄とは全然違う感じで面白かったです。普通の作品なら後半で寝返ったりするんですが、今作では頼もしさが最後まで残っているマジで良い人でした。というか後半急に気を使えるようになって怪物を鎮めるという謎能力が開花してて笑いました。
ナナシは文句なしの最強。チート級のパワーで祓いまくったり、バリア張ったり、自ら死を選んで復活への手掛かりにしたりと、この人だけパワーが突き抜けていました。ノリが軽いのも好きです。飯島さんのカッコ良さが際立っていました。
他にもカルト集団の方々の狂いっぷりはとても良かったですし、伊能さんが出られていたのも嬉しかったです。回し蹴りがお上手。
・殺傷の仕方が良い
POV形式なのでブレブレではありますが、臨場感のある絵が撮れていました。ナイフが飛んでくるシーンが個人的ハイライトです。銃でぶっ放すのも良し、祓いまくるのも良し、グサッと刺すのも良し、予算節約のために血が出ないというのも設定と噛み合っててかなり良い味を出していました。ギリギリPG12にかかるかなーという感じでした。
微妙だった点
・どうしても後半はダレる
前半はテンポ良く進んでいくんですが、カルト集団の巣窟に入ってからは少し間延びした感がありました。同じ絵面が続くというのもありますが、ドラマでのパート分けも影響してスローになっていきました。もう15分くらいは縮めれたかなと思いました。
・「訪問者」が謎
監督のスタジオに不審な男が現れるという話でしたが、別にこれはなくても良かったなぁと思いました。怪物がスフィンクスだったり、何かに取り憑かれたような白石監督のファンが狂いまくったりというエピソードですが、世にも奇妙な〜でやるのがちょうど良い感じのボリュームだったなと思いました。
とにかく白石監督の色が全開な作品でした。好き嫌いは強く分かれる作品だと思いますが、個人的にはかなり好きな作品でした。
鑑賞日 9/9
鑑賞時間 18:25〜20:40
座席 K-3
なかなか手ごわい魔物でした。
ラストビックリ!
観客ほぼ満員でした。
久々にこちらのほうの(POV)白石晃士を観たくて行ったのだけど、デスロード感のるアクションの連続になってはいるのだけど、それがちょっと疲れる感じだった。白石監督が割としゃべる、リアクションし過ぎることによってなのかもしれない。ずっとハイテンションじゃなくてもっと緩急があってもよかったのでは。
ただ、筧美和子がいい。堀田真由はもちろんいい。
でもサービス精神が効く人もいただろうが、ちょっとトゥーマッチな人もいた、ということで。
せっかくなのでもうちょっと新しいものを観たかった。