「走れ、絶望に追いつかれない速さで」などの新鋭・中川龍太郎が監督・脚本を手がけ、第39回モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評連盟特別表彰を受賞したヒューマンドラマ。3年前に中学校の音楽教師を辞めた27歳の滝本初海は、現在は近所のそば屋でアルバイトをしながら暮らしている。そんなある日、彼女のもとに1通の手紙が舞い込む。それは3年前の春に亡くなった恋人が彼女に向けて書き遺したものだった。この手紙をきっかけに、初海の変わらない日常が再び動きはじめる。ヒロイン・初海役に、ジブリ映画「かぐや姫の物語」で主人公の声を演じた朝倉あき。初海に恋する青年・志熊役を三浦貴大が演じる。
四月の永い夢評論(20)
閉じた心を開くきっかけ、そして開く瞬間をとらえた青春映画の秀作。何故閉じたのか、謎解きの映画でもある。
レビューを眺めると、理解できなかった人の方が多いようだ。
富山地方鉄道が、懐かしい。富山の家の構造の話を聞いたことがあるが、こうやって見せられると、中はそう特別には思えない。
主人公は教師も辞め、蕎麦屋でアルバイトをして暮らすという生活をおくっていた。
元生徒や交際を申し込む男の登場で、人生の歯車を動かさねばならなくなり・・・。
生きているといろんなことがあるよ。