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普通の女 プロット オーストラリア 10月31日 1987 台灣上映
階段通りの人々 プロット ポルトガル・フランス合作 02月18日 1995 台灣上映
弁天通りの人々 プロット 日本 05月16日 2009 台灣上映
最も普通の恋愛 プロット 韓国 07月31日 2020 台灣上映
サウラ家の人々 プロット スペイン 11月21日 2020 台灣上映
エバラ家の人々 プロット 日本 11月22日 1991 台灣上映
普通の人々評論(15)
長男の死を軸に進んでいく流れは、邦画の「歩いても歩いても」を思い出させた。
是枝監督は、もしかしたら違った形で家族の在り方を表現したかったのかもと思いました。
それぞれの心の苦しみや細かいところに、うーんと頷けるところがあり、じんわりと心に染みる映画でした。
セラピーの先生と徐々に距離が縮まっていくところはとても印象に残りました。
お正月に観れてよかった作品。
"愛"という恐ろしい力
父は長男が死んでから狂ってしまった家族をなんとか支えようとする。
完全に長男の方に向いていて次男にはあまり感心を示さず、息子を嫌う母親などいないと言いながら次男を愛してなかった母。
そのことに感づいていて重い責任感を抱えながら過ごす息子。
父はそんな二人の調和を合わせようとしたが、何が原因かわからず、医者を尋ねる。
が、遅かった。
母親は出ていってしまう。
"愛"だけでなんでも壊せる。そして"愛"だけで人を幸せにできる。
素晴らしさを感じる。
繊細な内容だが、どこにも存在する大切な問題。
問題を抱えていても、そうでなくでも真剣に考えてしまう。
映画だからこそ心に響くのだと思う。