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02月02日 台灣上映
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ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語評論(20)
もちろん一席置きですが珍しく満席でした。
やっと観れて、良かったー!
絶対一生結婚しない!と夢に一途な二女
自分の幸せよりも愛のある家庭を持ちたい長女
理想と現実を見極めてちゃっかり者の三女
愛情(感情)たっぷりの姉達のお陰で(反面教師かも?)皆に心優しい末娘
それぞれ楽しかった少女時代
そして、それぞれ大人になって現実と向き合い
苦難を抱え生きている現在
ベスの死を境に過去へ現在へと行き来をしていて
始めは感情が着いていかなかったけど、
中学生の頃読んだ小説の記憶で、スケートの場面と
髪を切る所は非常に印象的だったので
この辺りからはかなり泣きっぱなしだった
金持ちで自由奔放なのに憎めないイケメンは
ティモシーシャラメが敵役ですね(*˘︶˘*).。.:*♡
エイミーは見ているとチョット嫌な気持ちになるな〜と感じていたら途中で、ミッドサマーの人だ!と気づき、
それからはエイミーのシーンでは、あのミッドサマーの凄惨な場面を思い出してしまって辛かった( •᷄⌓•᷅ )੨੨
そんな主題を継承する表現者としてグレタ・ガーウィグは最適だ。元々劇作家志望で、美人女優の立場に甘んじることなく脚本や共同監督などで製作にも関わり続け、「レディ・バード」で単独監督デビューし絶賛された。未婚のパートナー、ノア・バームバックとの間に子をもうけ、ウディ・アレンの「ローマでアモーレ」に関して「(性的虐待の)事実を知っていたら主演しなかった」と語るなど、生き方や発言に強さを感じさせる。
多様性が謳われマイノリティーの社会的受容が進んだとはいえ、#MeTooやBLMが示すように差別や不平等の現実は中々変わらない。そんな今、単なる女性映画に留まらず、普遍的な人間賛歌として観られるべき傑作だ。
見どころは多いのですが、まずは、何と言っても超豪華キャスト共演でしょう。主演の次女役のシアーシャ・ローナンはアカデミー賞の常連ですし、長女役のエマ・ワトソン、4女役でアカデミー賞にノミネートされたのは「ミッドサマー」の主演でも話題となったフローレンス・ピュー。そして、4姉妹の母親を本年度アカデミー助演女優賞を受賞(「マリッジ・ストーリー」)したローラ・ダーン、さらには4姉妹の伯母をメリル・ストリープという最強の布陣。加えて、男優も「君の名前で僕を呼んで」で脚光を浴びてアカデミー主演男優賞にノミネートされた、いま最も旬と言えるティモシー・シャラメが準主役級です。
「悩みが多いから、私は楽しい物語を書く」 L・M・オルコット
という言葉から始まる本作ですが、この人物こそが「若草物語」の著者名です。
そして、この「若草物語」という4姉妹を中心とした物語が「半自伝的な本」ということが、本作の作り方に関係しているのも注目点なのです。
最初は主人公の次女ジョーが「ニューヨーク」の出版社に原稿を持ち込むシーンから本編が始まり、長女のメグ、3女のベス、4女のエイミーの4姉妹がバラバラに登場するため状況が少しだけ分かりにくいのですが、すぐに「7年前」の4姉妹が「マサチューセッツ」で一緒に暮らしていたスタート地点に戻るので、頭を整理することができます。
ただ、その後にまた「ニューヨーク」にいるジョーのシーンになります。
このように、時間が「今」と「7年前」のように行き来するため、劇場ならではの集中力が少し必要になります。
しかも、本作が独創的なのは、時間軸を「7年前」といったように示すのは最初の1回だけで、あとは観る側に委ねる点なのです。
そのため、例えば、最初は「ニューヨーク」と「マサチューセッツ」という場所が時間軸を判断する上での助けになります。
また、本作では「今」と「7年前」の間を埋めていくため、例えばジョーが居眠りをする時や歩いている時、立ち止まった時などに、昔のシーンに戻っていたりもします。
つまり、観る際には「時間が行き来する作品」だと最初に分かっていると、場面転換の時に「今はどこ?」と確認することで混乱せずに物語をつなぎ合わせことができるのです。
逆に、この視点を持たずに観てしまうと「起承転結」さえも見えずに、ボンヤリとした作品だと感じてしまうことにもなり得るわけです。
頭を整理して美しい全体像が見えた時には、なぜこの物語が今の時代にもシンクロしているのかが分かると思います。
いつの時代も人間の感情の本質は変わらないものなのです。
この映画は、必要に応じて時間を行き来させる手法により、物語を重層的に広がっていかせることに成功し、観終わった後は多幸感も広がっていく名作だと思います。
(評価を4.5にしたのは、時間軸の話を事前に知らないと混乱する人が出かねないためです)
今まで好きな映画を聞かれても特になかったけど、この映画が私の一番好きな映画になったかもしれない。
最終日、映画館に見に行ってよかった。
時代の世界観が美しくて、
キラキラした少女時代と現実味のあるグレーな現在とが対比するように描かれていて、
見ているうちにどんどん引き込まれた。
若い四人姉妹のかしましい雰囲気も女家族らしさが出ててすごく微笑ましい。
出てくる人たちの着ている洋服が、貧乏風の普段着もお金持ちのお出かけ着もすごく素敵で世界観を強めてると思います。
大人のジョーが「結婚が女の幸せ」っていう考え方に I'm so sick of it but I'm so lonely ってこらえきれずにお母さんに言うところ、グサグサと刺さりすぎて胸が痛かった。
大人になるほど歳をとるほど、昔の思い出は美しくてきらめいて見えるのはなぜなんでしょうね?
居心地の良いホームを離れてそれぞれが自分の道を歩んでいくことは成長と自立なんだけど、
どこかとても寂しく思う気持ちは誰もがよくわかると思う。
メグが結婚するときもそうやったけど、ジョーは自立心が強いようで一人だけ過去に縛られて子供の時のままで大人になりきれていない。
ポストに手紙を入れたのもすごく象徴的だった。
あーー、ツライ。あそこはツラかったよ。
手紙を破くとき一瞬だけ映った過去の二人がすごく印象に残ってます。
救いようのない気持ちになってどうしようかと思ったけど、最後はジョーもちゃんと踏み出せてよかった!
「愛されたくて」じゃなく、自信を持って幸せを掴んだ感じがしてよかったな。
姉妹の話をちゃんと本にできて、出版社のおっちゃんとの交渉にも負けず、ふっ切れた感じが爽快でした。
出来上がった赤い皮の本をぎゅっと抱きしめるのもよかった。
最後の学校のシーンもほとんどセリフもなくただただみんなの幸せが伝わってきてすごく良かった。
音楽もきれいで沁みたな。
昔の時代設定なのに現代とも通ずるものがある映画だとと感じました。
エンドロールがロールしてなかったのも世界観が保たれててすごく素敵でした。余韻に浸りまくりました。
小さいスクリーンだったけど、電気がつくまて誰も席を立たず、みんなすごく余韻を楽しんでる空気がありました。
終わってすぐにもう一回見たいと思った映画です。
見てよかった!
追記1
若草物語も大昔に児童向けのを読んだきりなのでちゃんと小説で読んでみたくなりました。夏休みに探してみようかな。
追記2
何回か出てくるクリスマスに意味を持たせていて良かったです。
お父さんが帰ってきたときにエイミーがポップコーンを放り投げたのがツボでした。
良いぶち撒けっぷりでした。
映画の登場人物は、鑑賞した人の中で生き続け影響を与え続ける。そういう観点からすると本作はとっても良い映画。
淫行や殺人をほのめかす描写もないので、良い意味で現実的です。色んな方におすすめ出来ますが中高生くらいのお子さんがいるなら一緒に観ると素敵かもしれません。
自分最近ヤケクソになってるな、心荒んでるなという方にもおすすめ。きっと彼らのぶつかり合いから心を浄化してもらえる事でしょう。
シアーシャローナンの出演作は隠れた名作が多い気がする。
追記
エマワトソンやシアーシャローナンを観た後に映画館のトイレの鏡で自分を見たらギョッとした。