英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2023/24 ロイヤル・バレエ「くるみ割り人形」
プロット
イギリス
02月16日 台灣上映
ジャン=リュック・ゴダール 遺言 奇妙な戦争
プロット
フランス・スイス合作
02月23日 台灣上映
神探大戦
プロット
香港・中国合作
02月23日 台灣上映
ホビッツベイ
プロット
ニュージーランド
02月23日 台灣上映
ARGYLLE アーガイル
プロット
イギリス・アメリカ合作
03月01日 台灣上映
チェッカーズ 1987 GO TOUR at 中野サンプラザ デジタルレストア版
プロット
日本
03月01日 台灣上映
本站關於電影海報,預告,影評,新聞,評論的綜合性電影網站,我們提供最新最好的的電影以及在線影評,業務合作亦或意見建議請電郵我們。(Copyright © 2017 - 2022 KKTM)。聯絡我們
ラスト サムライ評論(20)
日本人とは思えないくらい、俳優陣も濃ゆい。
日本人が作ったのではないので、まあちょっと喉に引っかかる「???」感はあるのですが。1876年って何時代?って感じなので、時代に抵抗する・部下を守る・家族を守る。そういう精神はどこの国も同じですね。
圧巻はやはり渡辺謙さん。すごいよ。トムを食ってます完全に。あと、明治天皇の中村七之助さん。ハマってました。高貴な身分がぴったり。
一度見ておいて損はない作品です。
泣ける系の映画は絶対泣くのはわかりきってるんで箱ティッシュ用意してましたが、でも思ってたほどではなかったです。
…映画館で観てたら隣の人がヒくくらいには泣いてたな。
最初に言っておきますが、歴史的事実に基づいて作った作品では「ありません」!
突っ込まない!お約束!
わかってるでしょ!!ハリウッドですよ!!!
コソコソ~って忍者が出てきたシーンで「あっ(察し)」ってわかったでしょ!!!
でもサムライ・ニンジャ・ハラキリ・ゲイシャ!みたいな外国人の想像する「ザ・日本」映画の中では、かなりの力作かと思います。少なくとも自分は歴史を知らなければ(つまり外国人の立場なら)かなり引き込まれる内容だったと思います。
歴史の蘊蓄語りたがるタイプの人じゃなければ充分楽しめる内容だと思いますし、「侍」というキャラクターを使ったフィクション映画と思って見ればもっと高い評価がついてても良かったと思いますが…。
久々に序盤からちゃんと集中して見られました(でも、ちょっと長かったかなーとか…)。
トム・クルーズ、渡辺謙さんはもちろん、演技がどの俳優も良い味出してて、とても良かったです。特に自分、小雪が好きじゃないんですが、今作での演技は良かったです。
個人的に、トムは和みパート、謙さんは圧倒的に戦パートの演技が素晴らしくて、凄く好きです。
トムは、ハリウッドでドル売り扱いされていたのを実力で認めさせたくらいなので、勿論演技は素晴らしいんですが、でも流石に殺陣では謙さん・真田さんには敵わなかったなと個人的には思いました。
あくまで「外国軍人に刀を持たせてちょっと使い方教えたらオリジナル殺陣やりだした」くらいの動きです。せっかく真田さんに(映画の中で)OKもらったのに。力強いけど、粗野で雑な野武士みたいな(笑)動き。
和みパートでのトムは、言葉が通じない中、村の人々と打ち解けるために試行錯誤するトムが可愛くてしょうがない。徐々に慣れて心を開いてくる子供達も可愛い。
序盤は普段のハリウッド映画では見られないようなトムの可愛い演技が見られ、撮り方も当然トム主演!の雰囲気を醸し出してます。謙さんはちょっと豪快で穏やかなオッサンで、重要脇役くらいの感じ。まさしく「助演」です。が。後半、戦場での演技となったら、立場が逆転。
刀を持らせたらもう、謙さん以外に目が行かない!というくらい、もはや主役のオーラ出してました。殺陣も切り付ける時は力強く、振り返る仕草は舞いのように美しく、演技でここまで気迫を出せるかと思うほど。こんな人が目の前に立ってたら戦場でもチビるわ…
いや、トムも悪くなかったっていうか、かなり上手かったんだと思うんですけどね。でもね。あれを殺陣とは…謙さんの前では!!認めない!!!(うるせぇなぁ)
また、映像はかなり凝ったようで、村の様子もとても美しいです。イメージは桃源郷ですか?
侍そんなとこに住んでねーよとかいう突っ込みはなしです。「日本人は不思議な民族」とかそりゃあんな妖精いそうな村に住んでりゃ不思議な民族にもなるだろとかいう突っ込みはなしです。
あの村見て「こんなとこ住みてーなー」と思う人は多いんじゃないでしょうか。虫多そうだけど。ちょっとうっかりDVD欲しくなるくらいにはこのシーンが長閑で美しい。癒されます。最後に怒涛の戦シーンがくると思うと…ここで存分に癒されたくなります。
ストーリー展開としてはありがちというか、「侍」で「ハリウッド」といったら十中八九こうなるだろうね、と予想のつくストーリーでしたが、それを補って余りあるくらいには映像・キャスティング共によく出来ていたと感じました。
いやはや、もう謙さんの死に様に…いや、生き様に☆1つ2つ足しても悔いはないです。
トム・クルーズを今まで全然イケメンと思わずタラ~っとしか見てなかった自分に「意外と可愛いなこの人…」という新たな扉を開かせてくれたのも含めて☆4.5。
本当は5でも良いけど、それじゃ流石に甘やかしすぎかなと思うので…
武士道、侍魂、死に様、生き様…自分がどう生きるのか、それが後世にどんな影響を及ぼすのか。そんなことを考えたい人にはお勧め。
自分なんかが後世に何か残せるわけない、と思っている人が殆どだと思いますが、人に紛れて無難な生き方してりゃそりゃそうだよな…と思わせてくれる作品でした。
負け戦でも、あれだけ相手をビビらせたら勝ちだわ。