ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人
プロット
フランス
02月02日 台灣上映
熱のあとに
プロット
日本
02月02日 台灣上映
野球ユーチューバー有矢
プロット
日本
02月02日 台灣上映
まどろみの彼女たち
プロット
日本
02月09日 台灣上映
COME TRUE カム・トゥルー 戦慄の催眠実験
プロット
カナダ
02月09日 台灣上映
ボーはおそれている
プロット
アメリカ
02月16日 台灣上映
本站關於電影海報,預告,影評,新聞,評論的綜合性電影網站,我們提供最新最好的的電影以及在線影評,業務合作亦或意見建議請電郵我們。(Copyright © 2017 - 2022 KKTM)。聯絡我們
パフューム ある人殺しの物語評論(20)
衣装デザインと美術は素晴らしい。映画作品としては、俳優の演技含め独自の世界観に浸ることが出来なかった。思い切って香りのみに色を染めて、それ以外をモノクロ映像に近い抑えた画質にしたらと思ったが。この題材なら映画よりもむしろ、舞台のオペラなら成立するかもしれない。この世のものとは思えぬ、まさに究極の香りに包まれた観客は、身も蕩け恍惚と化し、深い理解と同情を主人公に抱くであろう。
発想やばいです。
久々に狂気に満ちている映画見ました。
ラスト数分、狂気の渦ですよ。
余計なことを排除して
ひたすら1つのことを描き続ける潔さが、
この主人公そのものでした。
確かに、エンターテイメントとして、
ハッピーエンドかアンハッピーエンドかを期待して見たら
なんだよそれってなるかもしれませんが、
ここまで潔い映画はそう無いような気がします。
映画の殆どが拷問のパッションくらいの狂気です。
殆どしゃべらない主人公がすごく良いです。
普通の映画に飽きた人には良いと思います。
☆☆☆★★★(2回目)
《注意》かなり偏った考え方をしています。
外国映画。特にヨーロッパ系の作品を観た時に、極まれにですが「これって、キリスト復活を願って製作されているのでは?」…と、思う事が度々有る。
…等とほざいたところで、キリスト教に関しては全く無知なのですが(-_-;)
この作品では、単なる連続殺人鬼の男の話で在りながらも、終盤で処刑されそうになる刹那。それまでに創り上げた渾身の香水の香りにより、多くの民衆が彼にひれ伏す。
更には彼がその香水の香りを一振りすると、全員が【愛と平和】の世界に包まれる。
そして産まれた土地で在るパリへと戻り、自ら飢えた民衆の餌となり消えゆく。
その瞬間にこそ彼は、人々の信仰の対象として記憶に残って行く存在となる…とばかりに。
思えばこの監督は、処女作の『マリアの受難』での強烈なグロ描写で世間を驚かせたが。その辺りは本編でのパリ編のグロさと対比して観ると面白い。
大体《マリアの受難》と謳っている時点で、キリスト教との因果関係が内包しているのは明白じゃあないのかなあ〜?…と。
『ヘブン』での効果的な俯瞰撮影では、まるで神の視点の様に見え素晴らしかった。
今回、久しぶりに『パフューム…』を観直した訳ですが。その2本が奇妙に混然一体となった快作になっている気がしました。いずれは再評価されて然るべき作品なのでは?と思います。
初見 丸の内ピカデリー
2019年4月6日 シネマブルースタジオ