マッチング
プロット
日本
02月23日 台灣上映
ただ、あなたを理解したい
プロット
日本
02月23日 台灣上映
K‐9 L.A.大捜査線
プロット
アメリカ
02月23日 台灣上映
スポットライトを当ててくれ!
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日本
02月24日 台灣上映
ストリートダンサー
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03月01日 台灣上映
FEAST 狂宴
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香港
03月01日 台灣上映
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ファナティック ハリウッドの狂愛者評論(5)
リンプ・ビズキットのフロントマンにして映画監督、フレッド・ダーストは俳優として「Be Cool」でトラボルタと共演した仲。なるほどショービズの光と影を実体験として知る立場で、自ら書いた脚本にそんな要素を盛り込んだそうだが、ムースの内面やストーカー的行為に転じる過程の描写に深みが足りず、トラボルタの熱演も空回り気味だ。
歌って踊れる青春スターからクールなギャング、危険な色気のある悪役と、年齢に応じてふさわしい役柄を得てきたトラボルタだが、2010年代に入ってからは迷走している気がする。
トラボルタが異常者を演じるというのを楽しむ以外個人的には全く合わない作品となった。
そもそもこれファンと呼んでいいものなのか…ハンターがファンを邪険に扱うのは確かに良くない事かもしれないが…ルールやマナーを無視したムースに対してあの程度の強くあたるのはそこまで異常にも思えず…
まぁムースの異常者物語としては面白いんだけど、オチでしっかりムースが裁かれず終わるのもなんだか違和感あり。
冒頭にも書いたとおりトラボルタの異常者姿を楽しむ分にはまぁ少なからず笑わせてもらうところもあったが全体的にはなかなかつまらなかった。
Los Angeles. I call it the City of Bullshitters. Who am I to judge? I
live here, too. This place will suck the life right out of you. Some
people pick themselves up after getting the shit knocked out of
them. Others break down like an old station wagon. We can try
to put off the inevitable... but everything breaks down eventually.
アスペを思わせる物や者に対しての強烈な執着心やこだわりがあり、人が一般社会にいるなら当然、自分のことをどの様に他人が思っているか気になるはずが、全然関心がなく、それとは対照的に真逆と言える、誰がどう思おうが、そっちのけな服装やトラボルタの近頃、パパラッチされた自虐ネタに使える髪型や話し方が連発銃に何かが詰まったような独自性に加え、体を前後に揺らすいたって落ち着きのない行動パターンを持つ主人公のストリート・パフォーマーでもあるムースをジョン・トラボルタが今回演じている。その彼が、恋焦がれるダンパーのサイン欲しさだけだったものが、ダンパーのチョットした無神経と言うか、ムースに対しての対応の誤りからドツボにはまるサイコ・スリラーとなっている。
This paralyzingly awkward combination of "I Am Sam" and "The
Fan" plus a little "Misery" - OK, make that a lot of misery - does
truly impress in all the wrong ways.
プロットポイントが次のプロットに展開する時にブツ切りを思わせる何の脈略のない繋がりに欠ける時系列を無視したようなノンリニアーな落ち着きのない描き方が作中、散見している。またエンタメ情報誌の 'Variety’ や一部の映画サイトでも取り上げていたけれども、「ファナティック・・・」は、スティーブン・キングの非・ホラー系小説の「ミザリー」とよく似た対象者に対する拘束感やねっちこい閉塞感のことを取り上げている。この映画はキャシー・ベイツという女優さんをアカデミー俳優の仲間入りをさせた映画でもあるけれども映画よりも小説の方が粘性はもっと高いとの意見も存在する。
"You okay with some music? You like a little Limp Bizkit? Like a little
Bizkit? Yeah? Nice and loud? I used to listen to this back in the day,
this is hot. Oh my god, that is nice, that is nice! All right, here we go
baby."
この台詞から監督であるフレッド・ダーストの "公私混同" という人も少なくないが、それよりもデヴォン・サワが演じている人気俳優のダンバーが他人に対しての多少なりとも持っている強迫観念であったり、人間不信・人間嫌いと呼ばれるミサントロピー (misanthropy)を視聴者が現実から目をそらしている人間だと言いたいだけにも見える。その他に違和感があるのが、ラストの終わり方が、あまりにも投げやりのように見え、少なからずも安直な映画作りをしていると思える残念な映画になっている。" I can't talk too long. I gotta poo."なんて台詞が飛び出すぐらい俳優トラボルタが自分自身でも気に入っていると言っていた奇っ怪な役作りをしているのに... 惜しいとしか言えない。
ファンはこんなに思っているんだ、純粋な気持ちで応援しているファンの気持ちになりました。ちょっと怖いと思いますが、かわいそうだと思ってしまいました。サイン会に行くためにベストを買ううことができ、嬉しかったと思います。それなのに。
いいファンでいるということは踏み込みすぎないことなのですね。熱烈なファンが支えている部分もありますが、芸能人からしたら怖い部分もあるのでしょうか。
面白いお話でした。