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ドクター・デスの遺産 BLACK FILE評論(20)
すんごいペラッペラっな内容でした。
なんか無理に映画にしたみたいな。
ドラマでもっと濃い内容で話が進んでいくと面白いんだろーなーって思い残念でなりませんでした。
あと緊迫のシーンがあんま緊迫じゃない。無駄にはぁはぁはぁ息あがるし、わりかし安全運転で娘を助けに行く。本気でヤバイならサイレン鳴らしてぶっ飛ばしてほしかった。
あと最後にまわりが短パンやTシャツ、扇子を仰いでまでいる。恐らく夏の設定だと思うんだけど、暑苦しそうなスーツを着て汗ひとつかがずに捜査って…違和感しかありませんでした。
ツッコミどころの多さは目をつぶるにしても、多分劇場映画じゃなく、10話くらいのテレビドラマの方がまだハマると思う。
岡田健史の無駄遣い。
一番面白かったのは予告編で、そこがピーク。
期待していたものとは違っていた。安楽死に関してはこれまでもニュース等で色々と論議をよんでいたけど、法律上は犯罪だけれども倫理上は?といったテーマが隠されているものだ。そうしたテーマが全くなくて、ドクター・デスの連続安楽死殺人よりもサイコパス的な快楽殺人だけを取り扱っていた。もちろん犬飼刑事の娘に関しては若干ハラハラさせられましたが・・・
まずは序盤からドン引き。少年が「お父さんが殺された」と警察に通報したことから、葬儀も終え火葬の段階で炉に入れる直前に事件性があるからと言って遺体を取り出す横暴さ。その前に自宅で亡くなったのなら、警察の検分も行われるはずだし、家族への聴取も行われているはず。つまり資料が残ってるはずなのだ。ちょっと疑問符だらけになった頭が正常に戻るまでに時間がかかってしまいました。
犯人の似顔絵作りと、それによる聞き込みも、手当たり次第で地域指定が全くないことも不自然だったし、警察の捜査方法にも問題ありだったか。ドクター・デスの闇サイトというのも、書き込み者はすぐにわかるのに、なぜか作った本人を特定できない。う~む、ここまで来ればリアルさは一体どこにあるのだろうか・・・
などとマイナス点が多すぎるため、残りの緊迫感ある追跡劇もありきたりなものに感じてしまいましたが、似顔絵が徐々に柄本明に変化していく様子は面白かったし、実は彼が雇われていた人間であって、主犯は別にいるという展開は面白かった。やつれてボロボロになった顔から綺麗で恐ろしい顔へと変貌する犯人〇〇〇〇が良かったな・・・
色々と疑問を感じたら、もう楽しめないし、手塚治虫が作り上げたキャラのドクター・キリコと比較してしまったらもうダメ。「人には生きる権利と死ぬ権利が平等にある」などというテーマも全く深く感じられません。ただただ、人を殺して死に顔を映像に残すという変態だったからです。今年報道された事件にもALS患者安楽死事件ってのがありましたけど、その医師の理念や思想を議論する方がましだと思います。まぁ、報酬を受け取るか否かでも問題提起となりますけど、この作品ではそれがなかったということで犯人の考えがサイコパス的だとは思えますが、これもまた難しい問題ですね。
しかし、
もうちょっとドクターの思いを突っ込んでもらいたかった。刑事の論理も。
異常者に落とし込むのはハリウッドに任せておけば良い。