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666号室 プロット フランス・西ドイツ合作 01月01日 1900 台灣上映
今宵、212号室で プロット フランス・ルクセンブルク・ベルギー合作 06月19日 2020 台灣上映
サンダーバード6号 プロット イギリス 08月03日 1968 台灣上映
N号棟 プロット 日本 04月29日 2022 台灣上映
暗室 プロット 日本 09月17日 1983 台灣上映
浴室 プロット フランス 03月10日 1990 台灣上映
1303号室評論(2)
自宅にて鑑賞。スタッフ・キャストに日本人が多く、終始、日本語で進行するが、れっきとした米国産で原題"Apartment 1303"。所謂“心理的瑕疵物件”──呪われた曰く附き物件の物語だが、韓国産の『アパートメント('06)』を想起させるストーリー。建物の高層部からと思われる俯瞰t的なアングルが多い。1テーマに絞ったのは良いが、展開に起伏が乏しく、登場人物(特に女性陣)の雰囲気が似ており、全篇平坦でのっぺりとした印象。肝となる対象が少女になったり、大人になったりするのは混乱を招くだけである。45/100点。
・本作は企画がたち、シナリオや原作が出来る前から映像化権が売りに出されるプリセールが行われた結果、米国ロサンゼルスの"The MonteCristo Fund"の全額出資により完成に漕ぎ着けた。作品の出来不出来はさておき、製作の過程が珍しい経緯を経ていると云える。
・“緑川明子”を演じる大谷直子だが、折角の演技が群を抜いて一人際立ち(他の演者が酷い)、演出が不完全燃焼気味に空回りしている。CGI(十年前と云う時代性を差し引いたとして)もお粗末だった。全篇どこか焦点の定まっていないぼんやりとした出来栄えだが、本作の最も致命的な欠点は然程怖くない事だ。
・弁当を残した娘に対し、ペットを飼っていないにも関らずドッグフードを浴びせる母、熊のぬいぐるみや飲み口が齧られたペットボトル等、無駄なアイテムやガジェットも混在しており、伏線にもなりえない無理矢理感溢れる唐突な展開が散見出来、未完全で未成熟な印象が最後迄、拭いきれなかった。
・鑑賞日:2017年11月10日(金)
中越典子がとても美しく、怖がる表情も演技も良かった。
部屋に取り憑いた幽霊。
虐待を受けて母を殺してしまった女の怨念が、入居者の自殺を引き起こす王道ホラー。前半の奇怪な行動や不気味なアイテム、怪奇現象の理由は後半わかるものの、全部そのままやなぁという。部屋退去手続きしたあとは関係なくなったと思うのだが。1303だけじゃなくてその隣に住む母娘も幽霊。
後半は不気味とか怖いとかは皆無。