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プロット
日本
02月16日 台灣上映
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プロット
日本
02月16日 台灣上映
アリランラプソディ
プロット
日本
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映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)
プロット
日本
03月01日 台灣上映
あとがき
プロット
日本
03月01日 台灣上映
リトル・リチャード アイ・アム・エヴリシング
プロット
アメリカ
03月01日 台灣上映
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男はつらいよ 知床慕情評論(8)
「諦めない諦めない」って
何事もそうですね
生きること、進むこと、楽しむこと、信じること
歳をとったって諦めない
まずは自分が自分のことを諦めてはダメですよね
ゆっくりゆっくり時間をかけて育むものもあるし
雷に撃たれたように激変する感情もある
親と子の二つの恋愛の様を描いたにくい作品に仕上がってます
三船敏郎さんの中学生のような感情は今の若い人たちにどう映るのか
今でも私は後悔の日々です
あの時ちゃんと自分の心に従いはっきりと伝えていたらもう少し違った人生をおくっていたのだろうと思えてなりません
過去には1秒だって戻れないのだから悔いのない今を積み重ねていけたらいいのですけどね
そんなに上手くはいかね〜もんだしね
全部見たつもりになってましたがどうやらこの作品は初めてのようでした
満男の台詞にも注目ですね
寅が知床に定住しそうな勢いで住民に親しまれていた。三船敏郎がめちゃくちゃキュートで、嫌われ者の役なのに全然そう見えない。車がボロボロなところがいい。娘が帰ってくると聞いて、服を着替えてせっせと掃除を始めるところもかわいい。
竹下景子2回目のマドンナで、寅は毎回完璧に彼女のハートをキャッチする。竹下景子が離婚していたのだが、彼女と結婚失敗する男はもう誰とも結婚なんてできないような不適格者ではなかろうか。
冒頭のコントがなかった。おばさんがとらや閉店を口にするほど寅に激怒する。美保純は出番が少なかったがやっぱり最高。
シリーズ38作目。
『寅次郎夕焼け小焼け』『寅次郎ハイビスカスの花』と並んでシリーズの名篇に挙げられ、特にマンネリ化した後期の中では屈指の一作。
今回、OPの夢はナシ。
一作目と同じ寅さんの故郷・柴又への思いの語りで始まる。
さて、序盤の騒動は…
おいちゃんが肺炎を拗らせて入院。一時は容体が心配されたが、今はもう安定。
帰ってきた寅さんは事情を聞くなり、すぐ病院へ。が、お見舞いの品を担当医師や同室の患者にも渡そうとして病院から注意されるひと騒動。
暫く休業していたとらやだが、あけみや周囲の手伝いもあって店を開ける。
跡取り・寅さんも店主として店に立つ。が、半日も持たず。
あまりの不甲斐なさに、「もう店を辞める!」と泣き出すおばちゃん。
居た堪れなくなった寅さんは旅へ。
別れ際、「おじさんも反省しろよ」と満男。よく言った!
旅は北海道・知床へ。
農地を歩いていたら、ポンコツ車のエンジンをかけた事がきっかけで初老の男と出会い、家に泊めて貰う事に。
男は、獣医の順吉。日本の農政について熱く語るほど真面目だが、頑固、無骨、偏屈、気難しい…それらに当てはまる言葉の塊のような性格。勿論悪い人ではないが、近寄り難くおっかなくて、周囲から毛嫌いされている。
演じるは、日本を代表するこのシリーズに遂に遂に出演の日本を代表する大スター、三船敏郎!
この年の映画賞(助演賞)を多数受賞の名演も納得の、まるで三船の為に用意されたようなハマり役。
そして何より、世界的大スターと国民的大スターの本作一回きりの共演だけでも一見の価値あり…いや、必見!
寅さんあるある。周囲から苦手扱いされる頑固親父には何故か気に入られる。その気に入られっぷりには、周囲もびっくり仰天!
寅さんもこの手の頑固親父は嫌いじゃない。
きっとお互い、面倒臭い媚びや気遣いとは無縁で、漢と漢として真っ正面から向き合えるからなんだろうなぁ…。
そんなある日、突然順吉が家を掃除したり、髭を剃ったり、新しいシャツに変えたり…。聞けば、娘が帰ってくるという。
娘のりん子。里帰り…ではないようだ。親の反対を押し切って飛び出し、東京の男と一緒になったものの、結婚に失敗。
傷心の娘に、寅さんはキツい言葉は言っちゃならねぇと注意したのに、「何故帰ってきた!?」と順吉…。
この場に寅さんが居て良かった(by順吉)。もし居なかったら、修羅場になっていただろう。
という事で今回の寅さんは、父と娘の間を取り持つ。
『口笛を吹く寅次郎』以来、竹下景子が2度目のマドンナ役。
美人のりん子に勿論惚れる寅さん。
実はもう一人、女に惚れている男が。何と、順吉!
順吉の身の回りの世話は、近所のバーの雇われママ・悦子がやってくれているのだが、順吉はその悦子に惚れている。
が、漢・順吉、その想いを口にする筈がない。
頑固というより、不器用。
寅さんはこのシルバーカップルの恋路にも一役。父娘の和解に恋の指南と、今回の寅さん、陰ながら大活躍!
悦子役に、本作で女優本格復帰の淡路恵子。『野良犬』でデビューし、三船とは久々の共演。
故に、一応マドンナは竹下景子だが、実質淡路恵子のようなもの。つまり話のメインも、三船と淡路のシルバーカップルの恋の行方になる。
黙りを貫き通す順吉も、遂に秘めたる想いを言わなければならない時がやって来る。
悦子が店を辞め、故郷に帰ると言うのだ。
親しい人たちが集ったバーベキュー。その席で、
「行くな」と順吉。「何故?」と悦子。
寅さんのひと押しもあって、いよいよ…!
「俺が惚れてるからだ、悪いか!」
シリーズでも屈指の愛の告白名台詞。
さすが三船、愛の告白もド迫力!
一方の寅さんの方は、余計な横槍もあって呆気なく。
ここら辺物足りないが、作品的には胸のすく面白さ!
2大スターにして両名優の共演。
初夏の知床の最高に素晴らしい景色。
美味しそうな北海道料理。
そこに、渥美清が敬愛する大先輩・森繁久彌の名曲『知床慕情』が重なる。
皆の和気あいあいとしたやり取り。心底心地よく、温かく。
これ以上、何が必要だろう!?