50% 想看,共 156
評論 | 分享
海を渡るジャンヌ プロット フランス 10月02日 1993 台灣上映
座頭市物語 プロット 日本 04月18日 1962 台灣上映
座頭市 THE LAST プロット 日本 05月29日 2010 台灣上映
水戸黄門海を渡る プロット 日本 07月12日 1961 台灣上映
バカは2回海を渡る プロット 日本 11月28日 2009 台灣上映
座頭市の歌が聞える プロット 日本 05月03日 1966 台灣上映
座頭市海を渡る評論(4)
たどり着いたのは殺した男の家で、経緯を聴いた妹(大楠道代)は市に切りかかる。
村を支配しようとする馬喰とずる賢い名主を相手に市は・・・。
誰かが手を引けば何も起きないのに。
・おー、田中邦衛だ、ちょっと何言ってっか分からない。市、相変わらずおにぎりの食い方が汚い。のスタート。
海を渡るって四国のことなのね、時代を感じた。でもこの橋、京都では?
・馬が切ない
仮にも兄を斬った男と…萎えるが、この女優さんがなかなか。こんな方いたのね、セクシー系もある模様、チェックチェック。
今度の敵は馬賊?農民もズルいぞ。哀れ安造。
BSフジ。
これまでの池広版座頭市はアクション全開。市が悪者を一網打尽にする。カメラが動く動く。そういう映画でした。「あばれ凧」では、まさかのホラーx時代劇をやってのけた。とにかく普通じゃない座頭市を撮るのが池広一夫。
本作もしかり。これまでの座頭市にはない、哲学的な座頭市となっていました。すごいとしか言いようがない。これまでのアクション演出、勝新太郎の一級品の殺陣に加えて、本作ではさらに、哲学的なテーマが融合され、非常に知的で社会的な映画になっている。
これまでの池広版座頭市が「技・体」だけのものであったと言うのであれば、本作で、正に「心・技・体」全てが揃ったと言っても過言ではないだろう。傑作だと思った。
・・・僕が、なんでここまで本作が好きになったかというと、本作は、正に「ダークナイト」で描かれていたテーマと、全く同じことを描いていたから。いやむしろダークナイトよりも優れているのでは?
座頭市のお約束(殺陣、ご飯、市とヒロインとの間のプラトニックな恋愛感情)を守りつつ、ダークナイト、仁義なき戦いを彷彿とさせる「社会的・哲学的」な要素があった。
「お前さん、死んで生きたんだよ」
クライマックスで言われるこの台詞に、全てが込められている。
テーマだけじゃなくて、敵の親玉が、すごく割腹の良い男に描かれているところなど、正に、ダークナイトのジョーカーだった。