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名探偵コナン 瞳の中の暗殺者評論(20)
しびれるねー!!
今より作りはしっかりしているとおもいます。
しかし、妃弁護士の本気の作画以外に見所があるかといえば、
そうは思えません。
何よりこの作品には建造物の大規模破壊と呼べるものがなく、
コナン映画の中核が欠落してしまっているように感じます。
視聴はGooglePlayより。
あまり作中では出てこない警視庁内部の人物なども出てくる今作。
世界観が作り込まれていることも映画を通して少しずつ見えてきた気もする。
起きている事件のミスリードを誘う描写が多く視聴者としては終盤お決まりの
種明かしシーンまで専門の知識を知らない私には謎が謎を呼ぶという感じで
本当に解決するのか?と思いながら見ていました。そういう意味でラストに
もやっとした想いを一気に晴らしていく種明かしに爽快感がありました。
個人的に気になったこととして捜査シーンが地味に感じた。
題材としてみれば捜査の進め方は現実的とは思うのだがそういう方法をとるがゆえに、
コナン(新一)の心情描写をより多く入れながら事件解決まで進んでほしかった。
中盤は単純に事件解決に力んで淡白に見える場面もあったなと思う。
ただそういう点を感じても良かったと思わせる名探偵コナンシリーズならではの
作り込みあって、トータルで見てヒロインそしてその周辺キャラの良さを引き出していて
ファンに向けた良作には違いない。
蘭も目が虚になってて終始眠たそう。
シナリオもうんこやなぁ。
いい歳した大人が観るものではない。
先日の金曜ロードショーの放送を観て、改めてこれも伏線なのかもしれない!と思った点が2点あります。伏線なのか偶然なのか分かりませんが、モヤモヤするのでここに書かせてもらいます。笑
①1番最初のトロピカルランドでのシーンで、蘭が新一を見失います。そこで蘭は『もう!すぐどっか行っちゃうんだから!』と愚痴を言います。これは『もうすぐどっか行っちゃうんだから』という別れが近いことを指しているのでしょうか。
②これも前半のシーンでコナンが歩達と合流する場面があります。そこで歩は灰原がコナンのことを夏じゃない人と言っていたと伝えます。夏は6・7・8月だから『ロクナヤツ』じゃないという意味でした。
場面が変わって白鳥警部の妹さんの結婚を祝う会で、妃は小五郎からどんなプロポーズを受けたのかと蘭に問い詰められます。そこで妃は「歯の浮くようなセリフいう奴に『ロクナヤツ』はいないわ」と言い、横にいたコナンはくしゃみをします。
そして、クライマックスの場面でコナンは蘭に「お前のことが好きなんだよ、この地球上の誰よりも」というセリフを言います。
つまり、ロクナヤツではないという共通点があったので小五郎と同じセリフをコナンが言うことはすでに決まっていた、ということでしょうか。
以上、2点です!