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ホタル評論(14)
健さんの無駄使い
数年前に知覧の特攻隊平和会館を訪れた。覚悟の遺書•遺品の数々を見てると何も言えなくなる重い雰囲気だった。特攻隊員らのおかげで今の時代があると思わずにはいられなかったのを記憶している。
前半は山岡のおかげで特攻機を引き返し生還した藤枝との物語。井川比佐志の手紙の内容が悲しい。生き残った者の辛さがここでも感じられる。生きる目的を失ったしまった後でも、毎年山岡にリンゴを送って、その礼を受け取るときに生きがいを感じたという。
朝鮮人であることを知りながら金山少尉を愛していた友子。大日本帝国のために死にに行くのではない!朝鮮民族の誇りのため、友子のため死にに行く・・・その友子(田中)と長年連れ添ってきた山岡(高倉)。富屋食堂の山本富子(奈良岡)さんが預かっていた遺品(祭りのお面)を遺族に届けるため、夫婦は釜山に向かう。
韓国で遺族に会ったとき、山岡夫妻は家族たちに罵倒される。韓国の母親は息子の手紙を受け取っていて、彼らの申し出を受け入れてくれた。墓参りをする二人。冬だというのにホタルが1匹。金山の生まれ変わり・・・最後に韓国に来れてよかったと思える静かなシーンが印象的。
山岡友子は14年前から腎臓を患っており、人工透析が欠かせないつらい日々。人生の終焉も近い夫婦の旅路といった映画。地味な映画ではあるけど、昭和天皇の崩御を機会に特攻隊を忘れてはならない思い。反戦の祈りも感じ、韓国の反日感情もわかりやすく描かれていた。
たった一つの命を捧げること。生き残った者が伝えたいこと。命の尊さをホタルに託し、残された者たちに平和でいてほしいという静かな願いが感じられる。
映画「ホタル」(降旗康男監督)から。
近くの川で数匹の「ホタル」を発見し、喜んで帰宅したあとに
この作品を観たので、胸が詰まされる想いがした。
昨年は特に、身近な人たちが突然のように他界したので、
あっ、さっき近くに寄ってきたのは、あの人だったかも・・と
妙に感情移入してまった私がいる。
知覧からの飛び立った特攻隊の1人が、ホタルとなって戻ってきた、
そんなストーリーとは別に、昭和天皇が崩御したのを機に、
雪山の中で自殺をする特攻隊員の生き残りの1人(藤枝)は、
死ぬ前に、戦時中の先輩を訪ねるが、留守で会えず、
結局は、そのまま東北に戻り、自殺してしまう。
悔やむに悔やみ切れないのは、高倉健さん演じる先輩の山岡。
「あん時、俺がここまで来て、話聞いてやったら、
一緒飲んで一緒に泣いてやったら・・。人が人にできることは、
そういうことだけなんじゃと、今になって気がついた」という台詞は、
自殺した人たちや、病気で若くして他界した人たちを思い出すには、
充分なフレーズであった。
「忙しいから・・」を理由に、自分の予定を優先してしまうが、
「頼られた」と感じたならば、どんな用事よりも優先し、
話を聴いたり、一緒に飲んだり、一緒に泣いてやる、
そんな些細なことを実践する気持ちを持ちたい。
人の「温かさ」や「思いやり」こそ、失望した人たちの心を癒し、
自殺を思い留める方法に違いなのだから。