「耳をすませば」の柊あおいによるコミック「バロン
猫の男爵」をスタジオジブリがアニメ化。女子高生のハルは、車にひかれそうになっていた猫の国の王子ルーンを助けたことから、その恩返しとして猫の国に招待される。気楽な猫の世界にすっかり魅了され、「このまま猫になるのもいいかも」と思ったハルは、ルーンの妃候補にされ、猫の姿に変化させられてしまう。このままでは人間の世界に戻れないとあわてたハルは、猫の男爵バロンの助けを借り、元の姿に戻るため奮闘する。猫の男爵バロンほか、「耳をすませば」に登場したキャラクターや場所が再登場するなど、同作のスピンオフ的作品。声の出演は池脇千鶴、袴田吉彦。「ホーホケキョ
となりの山田くん」で原画を手がけるなどしたアニメーターの森田宏幸が監督を務めた。短編「ギブリーズ episode2」が同時上映された。
猫の恩返し評論(20)
って思ってました。
だったらジブリ映画だと想わないで見ればよかっただけのこと。
いやよかっった。
なんかこの話、悪者がひとりも出てこない。
みんな好き。
ここに住みたい。
しかし最後の方に、結果的に猫の恩返しやんって納得できるストーリー
ジブリ特有の、愛される女の子や憎めないキャラクターがでてきて、ジブリ感を強く感じることができた
バロンはかっこいいし、ユキちゃんは可愛くてきれいだった
悪役として出てきた猫王は、いい感じに悪者として作品の中に存在してるし、作品をしっかりしめている
時間も短いので、短時間で重くなくサクッとみれる
ジブリをみていつも感じるのが、やはり登場人物が魅力的なのだ、
その登場人物の中に、ジブリ特有のおちゃめだったり、ほっこりしたりする演出、そしてしっかりとしたストーリー
こういうファンタジー感のある映画は細かい設定に突っ込むのは、意味のないことだと思う
いずれにせよ、この映画はまたみたい
彼女とみるのもいいと思うし、家族とみるのもいいと思う
良作、よって4点をつけました
子供向けみたいな。
ほんわかのんびりしていて雰囲気は良いけど楽しくはない。
主人公のハルは、学校の帰り道に助けたネコがネコの国の王子だったことから、国王から熱烈な歓迎を受ける。ちょっとやりすぎの恩返しをやめさせたいハル、しかし今度はネコ王子の妃になってくれと言われる。それを断りたいハルは、謎の声に従ってネコの事務所なるものを探し、そこのバロン男爵に対策を依頼。しかし、あっさりとハルはネコの国へ連れていかれてしまう。ネコの国から帰らなくては、ネコになってしまう。果たしてハルは元の世界に戻れるのか?
って、基本ベースはいいんですけど、あっさりしすぎ。色々設定がある割に、展開に影響なかったり、ツッコミどころ満載。
結局猫を助けたことで、王様が独りよがりの恩返しをしていてそれを断って帰るという、それだけ。
歌は良かった、内容はイマイチ。
ファンタジーだから何でも許されるわけじゃない。
とにかく子供だましでつまらない…
絵のクオリティも低いし…
『耳をすませば』を見てからすぐに見たら、ちょっとは面白くなるかと思ったけど、そんなことにはならなかった…
ってゆーか、猫王の声は丹波哲郎か(°0°)!!