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ローマの哀愁 プロット アメリカ 07月07日 1962 台灣上映
マンハッタンの哀愁 プロット フランス 03月05日 1966 台灣上映
哀愁のエレーニ プロット アメリカ 12月14日 1985 台灣上映
哀愁の湖 プロット アメリカ 10月06日 1953 台灣上映
哀愁の花びら プロット アメリカ 08月01日 1968 台灣上映
ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌 プロット アメリカ 11月13日 2020 台灣上映
哀愁評論(12)
(映画を見た人だけ見てください)
白鳥の湖 において、ヒロインを殺したのは魔女の呪いです。
waterroo bridge において、ヒロインを殺したのは 尊厳という呪いです。
現在のバレエは 芸術として高い水準の文化として認知されていますが、戦時中はそうではなく、バレエダンサーは水商売の様な扱いを受けていました。
作中ではあまりバレエの歴史は出てきませんが、そういう目線で見ると 面白いです。
直接的なバレエの話ではありませんが、ヒロインの行動や考えの軸にあるものは、当時のバレエの在り方だと思います。
なぜ 生きることが優先される時代に、ダンサーは貞操を守る必要があるのか。
階級や職種を越えて、2人の人間が同じ立場になるにはどうすればいいのか。
そういうのを守ることが、果たして人間としての尊厳なのか。
現代に暮らす私たちは、平和になったはずなのに、むしろ 人間の尊厳 という部分においては、めしいになっているきらいがあります。
それどころか、逆に 当時で言えば尊厳にあたるものを、失うか 或いは 奪うか する事に価値観を抱いている部分があります。
現代人の言うところの、勝ち組 という言葉に表されるように。
悲劇 と言えば この映画はそれまでですが、これが悲劇なら私たちはもっと悲劇なんじゃないですか?
この映画を見て、私は好きという気持ちをもっと大事にすべきなんだ、と思いました。
ビビアン・リーは個人的には好みではないがこの映画はハマり役。ラッキーチャームがビリケンさん‼︎