50% 想看,共 118
評論 | 分享
いつか、どこかで プロット セルビア・クロアチア・モンテネグロ・マカオ・日本・マレーシア合作 01月23日 2021 台灣上映
いつかどこかで プロット 日本 02月01日 1992 台灣上映
パリのどこかで、あなたと プロット フランス 12月11日 2020 台灣上映
女であること プロット 日本 01月15日 1958 台灣上映
空はどこにある プロット 日本 11月25日 2020 台灣上映
どですかでん プロット 日本 10月31日 1970 台灣上映
ある日どこかで評論(20)
セピア色や紗がかかった画面が実に似合う。超絶イケメンのリーブもいいが、絶世の美女っぷりを見せるジェーン・シーモアが最高。彼女は他にボンドガールくらいしか主だった作品がないが、これ1作で永遠行きだ。
監督のヤノット・シュワルツは昆虫ホラーとかスーパーガールとか撮ってるが名作はこれ一発という感じのフランス人。オンリーワンなのが皆に愛されてる理由かもしれないな、と思いました。
年の差婚どころか世代を超えた恋愛だって世の中にはあるのだから
決してお金ではなく、心が震えるような恋愛で
その恋人達は時を超えて、お互いがもし年代が同じであったならと妄想する事もきっとあるはず
時を超えて肉体は衰え、白髪になり果てても、結局互いに結ばれる事が無くとも心は通いあったその瞬間を永遠に忘れない
時を超えて結ばれる日が訪れるのをエリーザのように死ぬその日まで胸に秘めて
アーサーを登場人物に加えることで手際よく話を進行させる脚本の巧さにはうなった
7才の彼の可愛いこと!
ホテルのレストランのシーンでベニスに死すのパロディがあり大笑いしました
総合70点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:75点 )
ピアノの独奏による美しい透明な旋律から始まり、弦楽器が入り急速に広がって壮大に盛り上がり、そして最後に静かにゆっくりと消えていく。誰が作曲した何ていう名前かも知らないけれど美しい曲があって、十数年もたってからようやくその曲の題名がわかった。ラフマニノフ作曲、パガニーニの主題による狂詩曲。
そしてその曲が使われその曲をクラシック好き以外の人にも有名にした有名な映画があるとその後知って、それからずっと見たかった作品がこれ。
時代的に恋愛が時間をかけて自由にするものではないのかもしれないが、会って幾ばくもないのに恋ではなく思いつめた純愛になっているのは違和感があった。マッケナはロビンソンに束縛され苦労もしただろうし、だから自分を変えてくれる予言の人が現れる瞬間を長い間待ち望んでいたのだろう。コリアーも最初の学生時代の不思議な出会いからホテルの写真へと繋がる過程で彼女に興味を持っていた。二人は出会う前から互いの存在を待っていた。だがその後の純愛に発展するのが早急すぎて重みがなかった。
その後の彼女がどうやって現代に生きる彼を知りたどり着いたのか、時計は結局誰が手に入れてどこから現れたのかもわからない。
だけど物語上での矛盾や説明不足な部分があっても、作品の中にはそれ以上に二人の相手に対する想いがあった。時を越えて出会った二人が、時の狭間に阻まれた哀しさが伝わってきた。パガニーニの主題による狂詩曲がそんな二人を象徴していた。
現代と過去では過去の場面のほうが赤色が強くて懐古的な色合いになっている。わざと着色するように撮影していると思ったら、現代はコダック、過去は富士と感光材を変えたことによる効果だそうで、微妙な違いだが過去の場面は古い映画の色合いのようだった。
クリストファー・リーブが若手劇作家リチャードを、
ジェーン・シーモアが美しい女優を演じていた。
当時の柔らかな色彩や、二人の胸の高鳴りと重なるラフマニノフのラプソディーの楽曲がいい。
遡って再会してみたいヒトに想いを馳せるなど、余韻が残る作品。
— グランド・ホテル —
「Come back to me」
BSテレ東を録画にて鑑賞
1998年 1月18日