1020年代に一世を風びしたバンド・リーダー、レッド・ニコルズの半生に基づく音楽伝記映画。脚本を「月夜の出来事」のメルヴィル・シェイヴェルソンとジャック・ローズが書き、監督は同じくメルヴィル・シェイヴェルソン。撮影は「拳銃の罠」のダニエル・L・ファップ。音楽をリース・スティーヴンスが担当。出演は「戦場のドン・キホーテ」のダニー・ケイ、「めまい」のバーバラ・ベル・ゲデスやルイ・アームストロング、ボブ・クロスビー、シェリー・マン、レイ・アンソニーら。“マイ・ブルー・ヘヴン”“ビル・ベイリー”らの往年の流行曲が演奏される。製作はジャック・ローズ。
5つの銅貨評論(5)
ものすごく面白い話!と言う訳じゃないです。でも、ほどほどにほっこりできて、たまにくすっと笑えて、何より音楽がいい。だってルイ・アームストロング本人が出てて、主人公の演奏も実際のレッド・ニコルズが吹き替えてるんだから。
そういう訳で、超高得点ではないけれど中々良かった映画。
中盤ではまるでドリフの音楽ギャグみたいで嫌だったのですが、これってマジなんですかね?娘が出来てからは、サッチモと娘とダニー・ケイ3人で歌うシーンが最高。これはほんとうにドキドキしました。「アラ・カザム・カザム・・・」
ダニー・ケイ、ルイ・アームストロング、子役、と鳥肌が立ちます。
ブラボー!!
コルネットとトランペットの違いもよく知らなかった。何故映画館に行ったのかも覚えていないのに、本作が生涯ベスト1の映画になってしまった。やはり映画は感受性の豊かな若い時ほど心の栄養になる。
長じて、会社の若い者からお勧め映画を聞かれて2,3本貸したのだが
彼が結婚を決めたのは彼女と二人で「5つの銅貨」を観たからと後に聞かされて驚いた。