キャノンボール2
プロット
アメリカ
12月17日 1983 台灣上映
キャノンボール 新しき挑戦者たち
プロット
アメリカ
06月03日 1989 台灣上映
劇場版 おうちでキャノンボール2020
プロット
日本
03月26日 2022 台灣上映
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キャノンボール評論(4)
よく覚えてるシーンとほとんど記憶にないとこが半々。
いわゆるオールスターお祭り映画なのだけど全体的に垢抜けない。それもそのはずゴールデンハーベスト製作の(半分)香港映画なのだね。
ジャッキーとマイケルホイは日本人役なのに広東語で喋りあったりと設定とかがかなり雑というかユルユル。ロジャームーアはよく引き受けたなという役どころ。バートレイノルズとファラフォーセットのツーショットが時代を感じされる。
まあ真面目に語っても仕方ない馬鹿映画の系譜、だがそこがいい。お正月とかにコタツで観たい映画。
ジャッキーは使い方もったいない。
着想のもとになったレースは実際にコネチカット州ダリアンからカリフォルニア州レドンドビーチまでの4608Km、車種、ドライバー、ルートを問わない紳士協定による自由走行のタイムレースで1971~79年にかけて5回行われているそうです、古き良き時代と言うことでしょうか。優勝した車はキャデラック、フェラーリ、ダッジスポーツマンヴァン、ジャガーなど地味目です。映画ではパトカーに追われていましたが実際のルールでは警察に捕まった場合は失格だったそうです。ジャッキーチェンが日本人に間違われていたがギャグなのでしょう、改造したスバルに乗っていましたね。ロジャー・ムーアは007シリーズの映画化権を所有していたイオン・プロダクションからジェームス・ボンドの名に傷をつけないよう釘を刺されての出演だったようですが微妙でした、ロジャー・ムーアを同伴の女性がジョージ・ハミルトンと間違えてがっくりくるシーンですが日本語吹き替えではショーン・コネリーになっていました、勘違いネタのローカライズが上手いですね。
昔観て面白かった記憶があったのですが、今観るとわざとらしい演出、ギャグが鼻について笑えません、目が肥えるのも良し悪し、昔の自分がいかにノー天気だったか、失った素直さに感慨深いものがあります。観客より作り手の方が楽しんでいる感じの暴走、いや迷走コメディでした。
しかし、オールスターキャストというのが嬉しいだけで、それほど熱くさせるアクションは多くない。主役のバート・レイノルズ演ずるJJと相棒のビクター(ドム・デルイーズ)は警官の取締りを逃れるための救急車で勝負。医者と患者が必要ということでジャック・イーラムとファラ・フォーセットを強引に同乗させる。ロジャー・ムーアは実名でアストンマーチンに乗る。連れの女性がコロコロ変わるところが007そのものだ。音楽も007をパロッたもので嬉しい限り。ジャッキー・チェンとマイケル・ホイはスバル(レオーネ)だけど、日本人という設定だ。赤のフェラーリには神父コンビ、サミー・デイヴィス・Jrとディーン・マーチン。他にも美女チームのランボルギーニ、アラブチームのロールスロイス、ウィリー走行するハーレーダビッドソンなどなど。終盤にはピーター・フォンダもカメオ出演している。
デルイーズの変身、キャプテン・ケイオスってのはウケるんだけど、全体的にギャグが小学生でもわかるような軽いネタ。