「我等の生涯の最良の年」のサミュエル・ゴールドウィンが製作し、「腰抜け二挺拳銃」のノーマン・Z・マクロードが監督した1947年度作品。ユーモア作家ジェームズ・サーバーの短編小説をケン・イングランドと「五番街の出来事」のエヴェレット・フリーマンが脚色し、撮影は名手リー・ガームス久々のクランクになるテクニカラー映画。主演は本邦初紹介のダニー・ケイと「死の谷」のヴァージニア・メイヨで、「フランケンシュタイン(1931)」のボリス・カーロフ、「サンマー・ホリデイ」のフェイ・ベインター、「風と共に去りぬ」のアン・ルザーフォード、「偉大な嘘」のサーストン・ホール、ゴードン・ジョーンズ、コンスタンティン・シャイン、レジナルド・デニー、ヘンリー・ゴードンが助演している。
虹を掴む男評論(2)
天才外科医になったり、エースパイロットになったり…空想好きで内向的な主人公の設定は同じ。(妄想癖はこちらの方が重症かも…)
展開はちょっと違う。
こちらは、主人公の空想世界には必ずある美女が居て、ある時現実世界でそっくりの美女に出会った事から事件に巻き込まれる…というもの。
リメイク版は、空想世界でしかなかった大冒険が現実世界で…という一歩踏み出す勇気をユーモアと温かい感動で描き、話の面白さや後味の良さはリメイク版の方が良かった。
谷啓の芸名の元となった主演のダニー・ケイ。
数分に及ぶあるモノマネは圧巻!
引き込まれた!
ダニー・ケイって初めてみましたが、かっこいいのにコメディアンとして芸達者!ストーリーもよくできていて楽しめました!さすが、谷啓の名前の元ネタ!リメイク版はほぼ別物でしたが、こちらの方がほのぼのしています。