沈まぬ太陽

6.8/10
共18評論
類型   プロット
時長   202分
語言   日本語
地區   日本
編劇   西岡琢也
台灣上映   10月24日 2009
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沈まぬ太陽劇情

累計700万部を超える山崎豊子のベストセラー小説を渡辺謙主演で映画化。監督は「ホワイトアウト」の若松節朗。巨大企業・国民航空の労働組合委員長を務める恩地は、職場環境の改善を目指し会社側と戦うが、懲罰人事で海外赴任を命じられてしまう。パキスタン、イラン、ケニアと次々と転勤を強いられた恩地は、10年後に本社復帰を果たすが、帰国後間もなく自社のジャンボ機が御巣鷹山に墜落するという事件に直面する。

沈まぬ太陽演員

沈まぬ太陽劇照

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沈まぬ太陽評論(20)

Smeisesaearbl
Smeisesaearbl
日航墜落の話を題材にしてますが、主役の行動は全て嘘の原作で問題になりました。
倫理的に許されないと思います。
主役の人も人間のくずです、演じてる俳優も、モデルの人も。
Hosmgsxknip
Hosmgsxknip
総合:70点
ストーリー: 60
キャスト: 80
演出: 70
ビジュアル: 50
音楽: 65

なかなか壮大な話であるしそれなりに面白い。だが一人の男の生き様の話なのか会社組織の話なのか焦点がぼやけているようにも感じるし、また主人公側からの一方的な見方になっているように感じる。渡辺謙が劇中で不条理や腐敗に立ち向かえるのかといえば、あまりそのような機会はない。

主人公の渡辺謙に対する理不尽な待遇、その代わりに会社でうまく立ち回る三浦友和の会社人としての二人の生き方の違い。会社内部での腐敗の問題。航空事故とそれに対する応対。会社の建て直しの問題。全てのことは1つの会社でのことであり関連があるとはいうものの、必ずしも互いに強い関連があるわけではない。少しそれらを詰め込みすぎて、この映画の一番言いたかった主題は何だったのだろうと思ってしまう。

また渡辺謙の生き方を中心に据えているとは思うのだが、会社やその他の立場にも主張はあっただろうと思う。彼が組合代表として会社の業績など無視して要求だけ通すというのに、私は必ずしも賛同できない。またそれが直接安全につながるというのにも賛成できない。そうじゃなくても日本の航空会社の社員は良い待遇を得すぎて会社を圧迫していると批判が強い。そのような人物を危険と会社がみなすのはやむを得ない部分はあるのではないか。
私は山崎豊子作品は「白い巨塔」「華麗なる一族」の2つしか読んだことがなく、この作品は実は読んでいない。しかし彼女の作品の特徴として悪い人は自分の野望のためには手段を選ばぬ悪の存在、主人公は不器用で自分の信じる道を行くというのがあるように思える。だがそのあたりが白黒はっきり立場を分けすぎているように感じるし、この作品もそのような傾向があるように思う。

それから飛行機のCGは正直残念。この作品の質は全体的に悪くないのに、この映像が出てくるところだけいきなり安っぽくなってしまった。
EnlAecraidam
EnlAecraidam
白い巨塔、華麗なる一族、不毛地帯
どれも巨匠山崎豊子の不朽の名作です
そしてその映画化された作品もまた日本映画の至宝と言える作品ばかりです
本作もそれに連なる名作であることは間違いの無いことです

某航空会社とそのジャンボジェット機墜落事故が物語を中心になっています
しかし本作の真のテーマは違う所に在るのだと思います

本作の原作は1995年から1999年にかけて週刊誌に連載されました
つまりバブル崩壊が誰の目にも明らかになり、単なる不況ではない奈落の底に転落していくものなのではないのかと思い出した年から、その奈落の底にどんどん転落していき、恐慌の一歩手前
いやあと半歩で地獄の釜の蓋が開く
そんなところにまでいった年まで
その全期間を通して連載がなされたのです

国民航空とはナショナルフラッグです
つまり日本そのものを象徴しているのです

その国民航空という会社を通して日本のバブル崩壊とそれに翻弄される国民そのものを描いているのだと思います

だから「国民」航空という名前になっているのです
その原作の意図を監督はよく捉えて、そこに絞り込んで映画化されていると思います

沈まぬ太陽とは何か?
赤い夕陽
日本経済の斜陽、それが夕陽
しかし沈まない
それは決して沈ませることはできないのです

でも太陽は必ず沈むもの
一日の寿命があり、また翌朝東の空に蘇って昇るものです

そこには矛盾があります
だから無理なものを無理やり生き延びさせているということです

それは国民航空のことであり、当時明らかになってきた不良債権、巨額負債の巨大企業のことでもあります

主人公の恩地や行天達はその国民航空の矛盾の中で翻弄されているのです

テレックス、今の電子メールみたいなものです
その電文一枚で海外赴任が命ぜられます
自分も海外こそ有りませんが国内をFAX一枚で転勤を繰り返したものでした
新婚早々新生児を抱えて見も知らぬ土地に行ったことを思い出します
赴任先ではまず人間関係をと毎日飲み歩いて午前様でした
どれほど妻は心細かったことでしょう
次の任地で子供達が小学生に育った頃、また遠く離れた標準語と方言の違う地方に転勤しました
子供達にも、友達とはなれ離れにさせ、標準語で生意気だといじめられ、苦労をたくさんかけてしまいました
単身赴任も長くやりもしました
理不尽な左遷も経験しました
本作程のことはなくても、誰しも経験のあることことだと思います
鈴木京香の演じた恩地の妻りつ子の台詞は心に突き刺さるものでした

そしてバブル崩壊は、どんな一流会社でもリストラに追い込みました
どんどん営業成績が落ち込んでいくのを、あの手この手で、身体を壊す程働いて食い止めてきた社員を会社は大規模なリストラを断行せざるを得ないところまで行ったのです

そのとき社員の心に、日本人の心に何か起こったでしょうか?

アフリカで子供達とサッカーに興じて倒れ込むシーンはその見事な映像表現であったと思います
壊れてしまった会社への信頼、忠誠心、親しみ
今までの価値観
それらが総て崩れ去ってしまったのです
アフリカの地平線を見たときそんなものどうでもよくなったのです
それこそが本作の映画化のテーマになっていると思います
渡辺謙の演じる恩地は正にそのテーマに沿った演技であり見事だったと感嘆しました

沈まぬ太陽、アフリカの夕陽は二度画面に登場します
一度目は冒頭のタイトルバックで、二度目はエンドロールでです

そして一度目のものは赤い夕陽が逆転した日の丸のようにハッキリと写されます
そしてエンドロールの夕陽は雲が掛かって丸い太陽は見えないのです

本作が公開されたのは2009年10月

その前年2008年リーマンショックという世界的経済危機が起きました
バブル崩壊はなんとか切り抜け、巨額の不良債権問題、ゾンビ企業といわれた巨額負債の大企業にもメスがはいり、その処分に目処もついて景気もようやく上向く気配が出始めて来た矢先でした

当時、自分は毎週のように新幹線で東京大阪を行き来していましたが、それまで満員だったのがみるみるうちに客車が空っぽになったことを覚えています
欧米諸国の金融機関は恐慌になりかけており、日本にも確実に波及すると身構えなければならなかったのです
バブル崩壊の時の悪夢がまた繰り返されるという予感がしていたのです

そして2009年
その年8月の総選挙で政権交代が起こったのです
冒頭の巨象が恩地のライフルで眉間を撃ち抜かれて倒れるのはこのことを象徴しているように見えてきます
もちろん原作にあるエピソードで、このシーンをCGで作り上げて挿入するほど大事な意味があります
それが不思議なことに妙に現実と符合してしまっているのです

今度こそ沈まぬ太陽が沈んでしまうかも知れない
その最中に本作は公開されたのです
映画の神様の運命のいたずらなのでしょうか?
正に時節に一致した映画であったのです

また沈もうとする太陽を、無理やり沈ませないようにしなくてはならなくなったのです

本作公開以降に、世界的な超一流大企業にもかかわらず、不適切会計という粉飾事件を起こした会社、損失隠し問題が発覚した会社があり新聞の一面を騒がす騒動もありました
超一流の監査法人も、巨大株式幹事会社もそれに手を貸していたのです

あのような事件の中では、多くの行天や恩地、不正に都合よく利用された八木といった本作の登場人物と同じような人間が数限りなくいたことでしょう
その会社だけでなく日本中の会社であったはずです

自分のいた会社も然りでした
本作のような世界は本当にあるのです
太陽を沈ませないないなんて無理なことをやればこんな事になってしまうのです

精神に失調をきたしてしまう八木を演じた香川照之は見事でした
本当にあの様になってしまうのです
既視感があります

本作は某航空会社の事だけの話ではありません
日本中の会社に大なり小なり起こったことなのです

そしてこれからも起きるでしょう
本作を観たあなたが、行天になってしまうかも知れません
恩地のように辛い目にあいながらも戦うかも知れません
八木のように壊れてしまうかも知れません

某航空会社だけの物語ではないのです
日本の企業、組織で働く、私たち全員の物語なのです

モデルとなった某航空会社は本作公開の僅か3ヶ月後に倒産しました
それからのことはご存知の通り
沈まぬ太陽はないのです
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ネタバレ! クリックして本文を読む
《沈まぬ太陽》とは何だろう。
巨大な企業の全貌か?
それとも主人公が見せる不撓不屈の精神か。

あっさりとしたサンドイッチも良いが、たまには油ぎったぎったな天丼も食べたいもの。
途中で休憩を含めて約3時間半。ずっしりと重い内容で、決して満足出来る出来では無かったものの、「映画を観た!」とゆう満足度は高い。
軽い映画が氾濫する昨今、これだけ重厚な作品はなかなか製作されるのが難しい状況の中に在って、貴重と言える。

山崎豊子の原作は未読です。あまりの分厚さに恐れをなしてしまったのが実情。

実際に起こった日航機ジャンボ墜落を題材に、フィクションで肉付けをした壮大なテーマな訳ですが…。
監督が、以前『ホワイトアウト』で原作をボロボロにした若松節朗となると心配も増して来る。予想通りと言うべきか、作品中に「ん?」と感じる場面が数多く存在したのだが…何分にも原作未読の為に『ホワイト…』の時の様な、はっきりとした事は言えない。

決して弱音を吐かない主人公《恩地元》と、元同僚《行天四郎》。
この袂を分かった2人を対象として描く事で、観客は次第に感情移入して行く事になる。
渡辺謙も良いが、個人的には圧倒的に三浦友和の人物像に軍配を上げたい。

残念なのは昔の日本映画には、これだけの壮大なテーマを支える俳優陣には事欠かなかった。
例えれば佐分利信や山村聡を始め片岡千恵蔵:月形龍之介。ほんの小さな脇役でさえも小沢栄太郎:加東大介:山茶花究etc.…。綺羅星の如く名前が挙がる。
この作品でも香川照之を筆頭に、この作品が完全遺作となった山田辰夫や菅田俊:大杉漣等の優秀な俳優陣は多い。でも重要な位置に居る何人かは明らかに力不足で、作品の重さに対してどうみても演技が“軽い”。軽すぎて悲しくなって来る。

それでも観終えた後には『戦争と人間』シリーズや、『人間の条件』シリーズ等の作品を観た時と同じ位の充実感に満たされた。実際のエピソードと重なる家族に宛てたメッセージの場面と、映画のラストで、渡辺謙が宇津井健に宛てた手紙には思わず涙が出たのが事実。

《沈まぬ太陽》とは何か?

当てずっぽだが、私には“日の丸”で有り《日本》そのものに思えてならない。
戦後の焼け跡からの奇跡的な復興。経済大国としてアジアの小国が、西洋社会と対等に色々な交渉毎のテーブルに着ける地位を獲得した事に至った努力とエネルギー。
良い事が有れば、悪い事も有る。経済的にも社会的にも良い流れ、悪い流れ…。また間違った方向に向かった時期も有った。それでも日本は前を向いて常に歩んで行く。いや世界の中では先頭集団の一員として誇り在る存在でなければならない。
そんな原作者からのメッセージが込められている様に思えてならない。
気に入らなければさっさと職場を変えては自らの地位を上げて行く。西洋的な考え方に対して、会社に忠実で終身雇用制度を“徳”と成す日本人的な犠牲的精神の尊重。
海外から見たらさっぱり訳が分からない主人公の生き様だが、我々日本人に擦り込まれているDNAの根っこの部分だけがそれを理解する。

日本人として生き抜く誇りを。

(2009年10月31日TOHOシネマズ錦糸町No.4スクリーン)
Ebwafavulteiu
Ebwafavulteiu
労働組合は正義で会社は悪!という山崎豊子の誤った認識のもとに創られた残念な作品である。
大企業における実際の労組幹部というのは、ノーメンクラトゥーラ(いわゆる労働貴族)と化していて、労働者を搾取するとんでもない存在である。具体例を挙げればJR東日本の労組、JR東労組。
本作も航空機事故防止を言いたいのか日航を悪い会社だと言いたいのか労組は正義!と言いたいのか全然わからん。
なお私は別に山崎豊子が嫌いなわけじゃない。大地の子は好きだ。これは嫌い。それだけ。

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